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6歳でNHK大河デビューした「怪物ルーキー」初めての月9で“異彩放つ”ブレイク必至『20歳の逸材』

  • 2026.6.6

ドラマや映画の中には、短い登場でも強く記憶に残る俳優がいます。今回は、“抜群の演技力で異彩放つ女優”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第3弾として、伊東蒼さんをご紹介します。 

6歳で俳優デビューし、大河ドラマや映画、月9へと活動の幅を広げてきた伊東さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

6歳で大河ドラマ『平清盛』に出演…静かな品を印象づけた幼い盛子役

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第77回毎日映画コンクール 表彰式 伊東蒼(C)SANKEI

伊東蒼さんは、2005年9月16日生まれ、大阪府出身。2026年6月現在20歳です。所属事務所はユマニテで、6歳のときに俳優デビューしました。子役時代から映像作品に出演し、2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で大河ドラマ初出演を果たしました。

本作は、松山ケンイチさんが主人公の平清盛を演じた2012年放送のNHK大河ドラマです。武士が貴族の番犬のように扱われていた時代から、清盛が日本の覇者へ上り詰めていく姿を描きました。

伊東さんが演じたのは、平清盛の次女・平盛子の幼少期です。幼い盛子は、平家という大きな家の中で育ち、やがて政治的な結びつきにも関わる人物になります。

伊東さんは当時まだ小学生でしたが、可愛らしさだけでなく、場面の空気を受け止める表情も見せていました。大人たちの会話を聞くときに少し表情を硬くしたり、視線を伏せたりすることで、幼いながらも家の空気を感じ取る少女として存在していました。

幼少期の役は短い場面でも、後の人物像につながる印象が求められます。伊東さんは、盛子が“平家の娘”として生きる運命を背負っていることを、静かな表情で伝えていました。SNSでは「動の演技も、静の演技も出来る素敵な役者さん」「可愛らしくて品もある」「好きな俳優さん」といった感想が寄せられていました。

月9『サバ缶、宇宙へ行く』でキーパーソンに…宇宙食開発の物語を動かした

伊東さんが若手俳優としてさらに注目を集めている作品が、2026年4月期のフジテレビ月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』です。本作は、北村匠海さんが地上波連続ドラマで初主演を務めている作品で、教師と高校生たちが“宇宙食開発”という夢に挑む姿を描く学園ドラマです。伊東さんにとっては、月9ドラマ初出演作となっています。

伊東さんが演じているのは、物語の中盤から登場し、宇宙食開発の成功の鍵を握る寺尾創亮の妹・瑠夏です。教室や実験の場面で生徒たちが前へ進もうとする中、瑠夏の存在が物語の方向を動かしていきます。

印象的なのは、伊東さんが中盤から登場する重要人物として、作品に自然に溶け込んでいる点です。周囲が宇宙食開発に向けて熱を帯びる場面で、瑠夏が生徒たちの言葉を聞き少し間を置いて反応するだけで、彼女が何かを抱えている人物だと分かります。伊東さんは台詞を強く言い切るよりも、視線や沈黙で人物の内側を見せる俳優です。

この作品で月9に初出演したことは、伊東さんが映画だけでなく、連続ドラマでも重要な役を任される若手俳優になっていることを示しています。SNSでは「演技巧者」「納得感しかない」といった感想が寄せられていました。

20歳でキネ旬助演女優賞を受賞…映画・ドラマ・アニメで広がる表現力

伊東さんは、話題作への出演と受賞が続いています。2025年公開の映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』では、小西のアルバイト仲間・さっちゃんを演じ、2026年2月には第99回キネマ旬報ベスト・テンで助演女優賞を受賞しました。表彰式では、映画への思いを自分の言葉で語り、今後も作品に携われるよう努力したいという姿勢を見せました。

2026年には、NHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』にも出演しています。死亡事故をめぐる裁判の中で、伊東さん演じる四宮絵里は過重労働の可能性を疑い、真実を求めて裁判に向き合う人物として登場しました。父を失った娘が怒りや悲しみを抱えながら裁判に向き合う場面では、伊東さんの抑えた表情が、言葉以上に痛みを伝えています。

さらに、2026年公開の長編アニメーション映画『迷宮のしおり』では、主人公・栞の幼なじみである倉科希星を演じています。実写映画やドラマ、アニメーション作品へと活動の場を広げている点からも、伊東さんが今まさに注目されている若手俳優であることが分かるのではないでしょうか。

6歳でデビューし、20歳の今も表情と沈黙で人物の心を伝える伊東さん。静かな存在感で作品の奥行きを深める俳優として、これからのさらなる飛躍が楽しみです。


※記事は執筆時点の情報です

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