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第34回「チハヤリスタート!」/鈴原希実のネガティブな性格がちょっとだけ明るくなる本

  • 2026.3.25

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突然なんですが、私運動が本当にダメなんです。

走るのも学年で多分1番遅かったんじゃないかなと思うし、球技もてんでダメでした。

だから体育祭の時期になるとそれはもう肩身が狭くて…!

誰も私に気づかないでおくれと願いながらプルプル震えていました。

そんな学生時代の思い出を思い出すと、やっぱり足速いのって羨ましかったなぁなんて思ってしまいます。

運動部入っておけばよかったなとかね。

でも、そんな1度しかない学生時代だからこそ青春と呼べるんじゃないかなと思うのです。

ということで、今日ご紹介するのは「チハヤリスタート!」。

あらすじは、足が速いことだけが取り柄の女の子・桜坂千早。

中学で永遠のライバル、小清水澪と出会うことで陸上の世界に飛び込んだチハヤは、別々の高校に進学したミオと、インターハイで戦うことを約束するのだが…。

今を生きる全ての人に贈る再生の物語です。

私はこの作品すごく響きました。

何となく、特に大人になってからって、1度の失敗も許されないみたいな、完璧じゃなきゃいけないみたいな空気を少し感じてしまうんですよね。

1度失敗してしまったらもう難しいみたいな空気。

でも私は、そんな事ないんじゃないかなって思うんです。

変わろうとする思いがあれば、人はいつだって変わることが出来ると思うし、私もそれを信じられる人でいたいって思います。

なので、チハヤちゃんが1度引きこもってから、もう一度リスタートする姿にすごく惹かれたし、何より彼女の自堕落なんだけど自分の想いに真っ直ぐなところと食らいつく力に、すごく惹かれました。

チハヤちゃんは自分のことを足の速さしか取り柄がないと言います。

しかもそれも自分より速い人がいたら自分には何もないって。

でもこの作品を読んでいて思ったんです。

チハヤちゃんの周りって、めちゃくちゃ人が集まってくるんですよね。

私はチハヤちゃんが自分のことを変に見栄はったりしないでさらけ出せたり、頼れたり、でも陸上の練習は誰よりも必死で食らいついたり。

そういった飾らない姿が人を惹きつけるのかなって思いました。

実際作中でも、チハヤはミオが私のほしいもの全部持っていてずるい!とおもっているのですが、ミオは自分って人望ないかもと思っているんですよね。

そういった登場人物ごとの深みだったり、人間らしい魅力もこの作品ならではの良さなのかなと思います。

そして、スポ根!!!

みんな大好きですよね、私は大好きです。

陸上って今まであまり知らない世界だったのですが、スパイク1つでも結果が違ったり、100mもリレーもそれぞれ違った良さがあるんだというのが分かったり、もっと知りたいって感じました。

走るって行為が、今まで体力測定の50m走とかでしかやったことなくて、風をきるみたいな感覚って味わったことがなかったのですが、こんな私でも「ちょっと面白そう…!」と思えたこの作品は本当になんて素晴らしいんだと思います!

みんなもぜひ読もうっ!

そして、青春浴びましょう!

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