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「穏やかに支え合えれば十分」→ 実際は20代女性にしかお見合いを申し込まない60代婚活男性。1年後、放った一言に唖然…

  • 2026.4.14
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

結婚相談所で仲人をしているテイカです。

「一人だと寂しいので、話し相手が欲しいんです。不自由なことがあっても、それはお互い様だから、穏やかに支え合っていければ十分です」

そう話して入会された、60代の男性。
すでに定年を迎え、これからの時間を落ち着いて過ごせる相手を探したいとのことでした。
最初のお話だけを聞いていると、無理のない関係を求めている印象です。

最初に聞いていた話と違っていたこと

ただ、活動が始まってすぐに違和感がありました。

システムに掲載されている若く美しい女性たちのプロフィールを見た途端、申し込みは20代の女性に集中していきました。
少しずつ変わったというより、最初からはっきりとそちらに向いている状態でした。

面談で聞いていた内容と、実際の行動のあいだにある差。
その開きが想像以上に大きかったのです。落ち着いた関係を望んでいたはずが、活動が始まると若い女性にしか目が向いていない。
そんな印象が強く残りました。

現実をお伝えしても会話にならなかった

一般的に考えて、現役世代の若い女性とのお見合い成立は難しくなります。
その点を率直にお伝えし、もう少し現実的な範囲で活動してみてはどうかとご提案しました。

ただ、返ってきた反応は予想とは違うものでした。

「可能性はゼロじゃないですよね? そこを考えるのがあなたたちの仕事でしょう?」

強い語気でそう返されたことで、それ以上の対話が難しくなってしまいました。
説明を重ねても、届いている感触はほとんどありませんでした。

さらに話を進める中で、もう一つ気になる点が見えてきました。
彼はお相手の連れ子ではなく、「自分の子ども」を望んでいたのです。

年齢的な条件や現実的な難しさについて具体的に伺ってみても、『それは自分の知る範囲ではない』と拒絶されてしまい、話し合いは平行線を辿りました。
その瞬間、条件以前に、見ている位置そのものがずれているように感じました。

時間だけが過ぎていった一年

当然ながら、お見合いが成立することはありません。

考え方を少し変えてみる必要があるのではとお伝えしても、受け止めてもらうのは難しく、申し込みの傾向も変わらないまま。
ご本人の中では筋が通っているつもりでも、外から見るとご縁に近づく動きにはなっていないように映ります。

その状態のまま、一年という期間が経過。最初に決めていた区切りの時期を迎えることになりました。

期間満了についてお伝えした際、男性はこう言いました。

「ここを辞めて結婚できなかったら、誰が自分の面倒を見てくれるんだ?」

その言葉を聞いたとき、最初に話されていた内容とは別のものに変わっていたのだと明確になりました。

最後の言葉で見えたもの

穏やかにお互いを支え合う関係を望んでいたはずが、いつの間にか、自分を支えてくれる誰かを求める形へ。
言葉の意味合いが少しずつ変わっていたのかもしれません。

ご本人の中では筋が通っているつもりでも、外から見るとご縁に近づく動きにはなっていないように映りました。
その差は、ご縁が始まる前の段階で止まってしまう理由にもなり得ます。

自分がどの方向を見ているのかを確かめながら進めていくこと。
少し見方を変えてみる余白。その積み重ねが、ご縁の形を変えることもあるのかもしれません。


ライター:テイカ
結婚相談所仲人。日々の面談を通して、婚活の現場で起きているリアルな変化を発信している。


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