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新婦「私にサプライズでダンスをしてほしい!」本人からの“フラッシュモブ”依頼に苦笑…泣き出す新婦にプランナーが出した答えとは…?

  • 2026.5.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、yukimaruです。

時々ある「難易度の高いリクエスト」
今回のエピソード、【新婦が自ら企画する自分へのサプライズ】は、前代未聞の出来事でした。

私のプランナー人生でも、この要望は後にも先にもなく、この一度だけです。

前代未聞のリクエスト。『自分へのサプライズ』

みなさんも今は当たり前に耳にするかもしれない「サプライズフラッシュモブ」

新郎が企画をして、友人やスタッフとこっそりダンスの練習をし、当日新婦へのサプライズで行う演出です。

当時は流行の真っ最中。毎週のように行われる人気の演出で、新婦様はいつも号泣するほど喜ばれていました。

確かに素敵な演出なのですが、今回はなんと新郎様からの提案ではなく、新婦自らの提案だったのです。

「〇〇君(新郎)とスタッフ20名ほどで、披露宴当日、私にサプライズでダンスしてほしいです。」

そう言われたとき、私も新郎も絶句…すでにサプライズにもなっていませんが、私は苦笑いをしながらも「もう式は一週間後です、サービススタッフも当日料理を運んだりする仕事があるため、できないんです。皆さま、友人などに協力してもらってやっていますよ?」

と伝えると

「私の一生に一度の結婚式なのにしてくれないの?」と泣き出す始末…

新郎様は「それは式場スタッフの仕事ではなくて、僕が友人や業者に依頼するのが普通だからわがままにしかならないし、もう〇〇ちゃん知っているからサプライズにもならないでしょ?」と宥めても、一向に涙は止まりません。

私は「新郎新婦様の夢のお手伝いをするのが私の仕事です。新婦様の求めているクオリティは約束できませんが、サビだけなどでよろしければ何とかします。」と伝えました。

納得していない様子の新婦様でしたが、新郎様が宥めて、お帰りになりました。

会場の盛り上がりと相反して疲労困憊の新郎とスタッフ

私はまず、サービススタッフ20名に頭を下げてダンスをお願いしました。

幸いにも快く引き受けてもらい、そこから新郎と一緒に仕事の後、毎日ダンス練習をしました。

そして本番、あたかも新婦様が知らないサプライズを新郎様が演出して司会者から紹介され、フラッシュモブを披露。会場は大盛り上がりで、新婦様も知らないふりで驚いた様子を見せていました。

なんとか無事終わり、新郎様が披露宴後、こっそり私を呼んで

「本当にすみませんでした、ありがとうございます。サービススタッフと一緒に食べてください」と菓子折りをいただき、本来は受け取れないのですが、新郎様のお顔を見ているとお断りできないように感じ、ありがたくいただきました。

私も新郎様も、スタッフも疲労困憊でしたが、達成感を覚え、「やってやれないことはない!」と学びを得ることができ、その後の披露宴でも何度か披露する機会もありました。

難易度の高いリクエストではありましたが、幸せそうな新婦の顔を見て私たちもやってよかったと思いました。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。 ウェディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理活動を行っている。 現在は、Webライターとして活動。 ウェディングプランナーから培った「人をう気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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