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朝ドラで“一つの説”が浮上…「いくらなんでも早すぎ」7年前の朝ドラ“ダメ父”から一転の有名俳優、衝撃展開に騒然

  • 2026.4.8

2026年3月30日から放送がスタートした、NHK連続テレビ小説・114作目『風、薫る』。看護師のパイオニア的存在となる2人の女性を、見上愛と上坂樹里のWヒロインで描く朝ドラだ。本作は、まだ始まったばかりだが、SNSには「1週目から怒涛の展開」「驚きの連続」といった声が上がっている。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

“子役時代”は描かれない朝ドラ『風、薫る』

朝ドラ『風、薫る』は、原作といったものはないが、田中ひかるの『明治のナイチンゲール 大関和物語』が原案となっているという。実在の人物をモチーフとしつつ、大胆な再構成を施したフィクションとして、吉澤智子が脚本を担当。

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連続テレビ小説『風、薫る』第1週(C)NHK

明治15年(1882年)から始まる本作は、第1話の時点で、2人のヒロインは17~18歳。朝ドラ恒例の“子役時代”は描かれずに、ドラマはスタートした。一ノ瀬りん(見上愛)は、栃木県那須地域の山すその町で、両親と妹と暮らしている、元家老の家の長女。生後まもなく親に捨てられた大家直美(上坂樹里)は、東京でキリスト教の牧師に育てられ、マッチ工場で働いて生計を立てている。
りんの父・信右衛門(北村一輝)は、明治維新前に家老職を辞して農家となった。信右衛門は穏やかで優しい父親で、りんと次女の安(早坂美海)に対して、「自分で考えること」が大事だと教えてきた。妻・美津(水野美紀)にもたっぷりと愛情を注ぐ、とても素敵な夫である信右衛門。

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連続テレビ小説『風、薫る』第1週(C)NHK

北村と言えば、2019年の朝ドラ『スカーレット』でもヒロインの父を演じたが、酒好きのお調子者で、家族に苦労をかけるような、いわゆる“ダメ父”役だった。『風、薫る』では、一転して人格者の父親役に扮した北村。ところが、信右衛門は第1週でコレラによって亡くなってしまった。SNSには「北村一輝の退場、いくらなんでも早すぎ」「いい父親だと早期退場説」などのコメントが。家族が頼りにしている立派な父・信右衛門のあっという間の退場は、視聴者を驚かせると共に、りんの今後が心配になる展開に。

『生理のおじさんとその娘』の父娘キャストが再共演

りんは、非常に素直な娘として描写される一方、東京で暮らす直美の場面では、自分の不遇な状況に苛立つ様子が、第1週から綴られた。現状を脱したいと思っている直美は、世話になっている牧師の吉江善作(原田泰造)にさえも、「いい人は嫌い」だと言って、吉江を泣かせてしまう。

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連続テレビ小説『風、薫る』第1週(C)NHK

そんな吉江と直美を演じる原田と上坂と言えば、2023年のNHK特集ドラマ『生理のおじさんとその娘』で、父娘役で共演したことが記憶に新しい。『風、薫る』でも、2人からは親子のような雰囲気が感じられ、見ていて頬が緩んでしまう。

直美は、“神出鬼没の占い師”真風(研ナオコ)から声をかけられ、「心から笑い合える人と出会える」と“予言”される。だが、アメリカに行くことができれば道が開けると期待している直美は、真風の“予言”に「そんなのちっともうれしくない」と、そっぽを向いてしまう。
“心から笑い合える人”というのは、きっとりんのことに違いない。SNSにも「直美とりんの出会いが待ち遠しい!」などの期待の投稿が見られた。第1週は、分量的にはりんの方が多く描かれたので、「直美は来週の展開が楽しみ」といった感想を持った視聴者も少なくないようだ。

真風役の研はナレーションも務めており、柔らかい口調で、今後のりんと直美の関係を示唆しているのが印象的だ。

Wヒロインに影響を及ぼす人物を好演する多部未華子

第1週早々、北村演じる信右衛門が退場したことにも驚いたが、りんの恋の行方も衝撃的だった。りんは、幼なじみの竹内虎太郎(小林虎之介)と両想いなのに、身分の違いなどから一緒になるのを諦め、18歳も年上の男性の後妻となることを決意する。SNSには「りんと虎太郎が切なすぎる」「好き同士なのに結ばれなくて泣きそう」といった声が上がったが、こちらも怒涛の展開となった。

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連続テレビ小説『風、薫る』第1週(C)NHK

第2週からは、りんの結婚後が描かれるが、彼女はかなり波乱の道を歩むことになりそうだ。りんに結婚を決意させるきっかけとなった、大山捨松(多部未華子)と巌(髙嶋政宏)夫妻も、注目のキャラクター。特に、“鹿鳴館の華”と呼ばれた捨松は、当時を象徴する貴婦人で、りんと直美の人生に大きな影響を及ぼす人物になるという。捨松を演じる多部は、2009年の朝ドラ『つばさ』でヒロインを演じたが、今回の朝ドラ出演でも大いに話題を呼んでいる。

実在の人物である大山捨松は、長い海外留学生活の影響で、英語やフランス語が堪能となり、帰国後は日本語の方が少したどたどしくなっている。その捨松を、多部は見事に体現しており、視聴者を沸かせている模様。今後も、捨松は『風、薫る』のキーパーソンとなるようで、多部の美しいドレス姿や、多彩な演技が見られるのが楽しみだ。

第2週以降、りんと直美がバディとなっていく様子を見守りながら、多部や高嶋に続く新たな共演陣にも注目していきたい。

※記事の内容は第1週終了時点のものです。


出典:NHK連続テレビ小説『風、薫る』見どころ

NHK連続テレビ小説『風、薫る』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP