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ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説

  • 2026.3.20

ショートコースは通常のゴルフコースよりも距離が短いにもかかわらず、上達に役立つヒントがたくさん詰まっています。

そんなショートコースの魅力や活用方法について、今野一哉がお伝えするレッスン。ショートコースをあれこれ紹介します!

頻繁に通ってホームコースのように活用しよう

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
練習場の何倍も上達の役に立ちます!

通常のゴルフ場よりもヤーデージは短いけれど、短時間で手軽にプレーできるショートコースは、上達にはとても有効な場所です。芝の上から打てる環境にもかかわらず立地も市街地から近い場合が多く、プレーフィが手ごろなうえ、「回り放題」などのサービスをやっているところもあって、リピートしやすい点も大きな長所。

私もレッスンでショートコースを多用しますが、ただ真面目に回るだけでなく、いろいろなことを試しながら遊び感覚でプレーするのがオススメ。ゲームセンターに通うように楽しくお安く活用すれば、必ず上達に役立ってくれます。

普段練習に行く機会のうち何割かをショートコースに充てて通年で通うと、季節や気候の影響も経験値として蓄積できる。ホームコースをもったような使い方をしてください。

ドライバーが打てるホールがあるショートコースも

芝の上からはもちろん、バンカーやパターなども経験できる。ドライバーを打てるホールがあるコースもある。

ショートコースのメリット①1周が短時間だから「経験サイクル」の回転率が高い

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
回り放題があったら最高!

本コースなら丸1日潰れるところ、1、2時間でプレーできる手軽さが魅力。1ラウンドぶんの経験値を短時間で得られるので効率がよく、とくに何周も連続でプレーすれば、その効果はさらに大きくなる。

ショートコースのメリット②春夏秋冬の「季節の芝を」経験してノウハウが貯まる

年間をとおして頻繁に通えば、季節によって変わる芝などのコースコンディション変化の経験値がどんどん貯まっていく。こういった実戦経験は練習場では得られないもので、スコアに直結する。

コレをやってみて!気温・湿度、風向きと使用番手をメモ!

プレー時に、スマホで気温や湿度、風の状況などを調べ、使用番手、結果などとともに記録して、気候・天候による飛距離の変化などデータ蓄積をするのもオススメだ。

続いてはショートコースのメリット・デメリットがわかる!「攻めるラウンド」と「守るラウンド」について紹介します!

攻めラウンドと守りラウンドは1周ごとに決めてプレー!

ショートコースをプレーする際、1周ごとに「攻めのラウンド」か「守りのラウンド」かを決めてプレーしてみてください。

攻めのときは、成功の確率が低いギャンブルショットも積極的に狙い、パットは全部入れにいく。反対に守りのときは、少しでもリスクがあれば全部安全策をとり、パットは短い距離でも寄せて2パット狙いに徹する。

これによって、攻める場合・守る場合それぞれのメリットやデメリット、成功率などを体感できるのでマネジメント力が養われます。案外守ったほうがスコアにつながるという経験を積んだり、反対に確率は低くても攻めてみて成功する体験を積むことは、レベルアップのためにとても重要なんです。

攻めラウンド|”ギャンブルショット”の成功・失敗体験を積む!

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無理だと決めつけずやってみる!

確率の低いショットにも挑戦し、成功率と結果がどうなるかの実感を得るとともに、難しいショットの成功体験を積んでおくことは、いざ必要になる場面で生きてくる。

ロングパットも全部入れにいく

長いパットも全部入れにいく。その結果がどうなるかも経験値になる。

守りラウンド|安全策でスコアを作る経験を増やす

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「出すだけ」がいい結果につながることも!

守ることの価値は、守ってみないとわからない。無理をしないこと、確率の高い安全策をとることでスコアが作れるという成功体験を積むことで、マネジメント力が養われる。

ファーストパットは全部寄せるだけ

どんな距離でもパットは「1クラブ(パター)内」に寄せることを目指す。

次は、不自由は上達の味方!ショートコースで実践する「縛り」ラウンドについて紹介します!

制限のなかで工夫する経験が実戦で役立つ

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
不自由さでマネジメントも磨かれます

毎回何か”縛り”を設けてプレーすることも、実戦的な経験値アップにはとても有効です。

たとえば、使用クラブをパター以外何か1本だけに限定する「番手縛り」。アイアンでバンカーを打ったり、FWでアプローチしたり、ウエッジで飛ばしたり、いろんな工夫が求められることで、応用力が磨かれます。

また、アプローチを全部特定の打ち方に限定するのもオススメ。普段やらない技を実戦練習できますし、「この状況では案外この打ち方が寄る」というような発見があったりもします。

また「絶対オーバー/ショートさせる」「絶対右/左に行かせない」というように結果に制限をかけてプレーするのも、後々必ず生きてきますよ。

番手縛り|「1つの番手でいろんなこと」をすると応用力がアップする

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
届かない番手で打たなければならないなら、飛ばす工夫や、2打で乗せる工夫が必要

使用番手をパターのほか何か1本だけに絞ってプレーする。その番手の得意な部分を生かし、苦手な部分を補う工夫が応用力を高め、技術的な「引き出し」を増やしてくれる。

8番アイアン1本で回るのは超オススメ

アイアンでアプローチやバンカーショットなどを強いられると、意外な発見につながることも。

あえてFW1本で回ってみるのもアリ

短いホールをFWだけでプレーするには、いろいろな工夫や小技が必要になってくる。

打ち方縛り|「普段やらない打ち方」を積極的に試してみる

アプローチを「ロブショットだけ」「ピッチショットだけ」「ランニングだけ」など打ち方を限定してプレーする。普段やらない打ち方の練習になるし、状況への対応力も磨かれる。

ロブショット

フェースを大きく開いて大きく振り、フワリと高い球を打つ。こういう機会にトライして経験を積もう

ピッチショット

ボールを左に置いて上げて寄せる。落としどころのイメージを実戦のなかで磨こう

ランニング

ボールを右に置いて転がして寄せる。意外な場面で転がしが有利であることに気づけるはず

結果縛り|「絶対ショート」「絶対オーバー」させると本番に強くなる!

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
「外すならこっち」と決めるのもアリ

「絶対オーバーさせる」とか「ショットもパットも絶対に外すなら右」というように、結果に制限を設ける経験を積んでおくと、本番で必ず役に立つ。

最後はマネジメントのレベルが上がる、「縛り」ラウンドの応用編を紹介します!

” 縛り”ラウンドの応用編「絶対に乗せる」「 絶対に乗せない」狙い方をしてみる!

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寄せにくいエリアを避けることが大事!

”縛りラウンド”の応用ですが、グリーンを狙うショットの狙い方に制限をかけてみるのもマネジメント力を磨くために有効です。具体的には「絶対に乗せる」か「絶対に乗せない」か。

「絶対に乗せる」場合は、ピン位置に関係なく、とにかく乗せることを優先。ピンを狙わず乗せることに徹すれば、やみくもにピンを狙うよりもスコアがよくなることに気づけます。

「絶対に乗せない」場合は、必然的に寄せワン狙いになるので「どこに外すか」が肝心。この場合(写真上)は、グリーンとその周辺エリアを4分割して考え、優先順位をつけて考えましょう。アプローチのしやすさなど「次打」を考えるクセがつき、マネジメントが磨かれます。

優先順位をつけて考えよう

グリーンまわりを4分割。この場合、ピンから遠く平坦な右手前(1)が最優先。次いで右奥(2)。左奥(4)はバンカーがあり、左手前(3)はコブがあって難しい。

「 乗せる 」ときはピンを意識から消す

乗せるためにはピン位置は関係ない狙い方が求められる。いかにピンを意識から消して「乗せる」ことに集中できるかがカギ。

「乗せない」ときはグリーンまわり全体を4分割して考える

グリーンセンターを中心に、グリーンまわりまで含めたエリアを4分割し、どこに外せばいちばん寄せワンが取りやすいかを考える。

Point!「乗せない」ときはピン位置も重要

ショートコースに通うと上達する⁉メリットと練習法を解説
ショートサイドは難しい!

ピンに対して寄せやすいのは、基本的にグリーン面を広く使えるピンから遠いサイド。

いかがでしたか? ショートコースをぜひ活用してみてください!

レッスン=今野一哉
●こんの・かずや/1982年生まれ、千葉県出身。小誌での連載記事のほか、毎週末ジュニアゴルファーをショートコースで指導するなど、レッスン活動も行なう。キッズゴルフクラブ代表。

構成=鈴木康介
写真=高木昭彦
協力=新東京都民ゴルフ場

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