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「お母さんは本当になんもでけんな」前時代的な父の発言に娘は…“何もできないのはお父さんのほうでは?”とツッコまずにいられない!?【既婚の作者にも話を聞いた】

  • 2026.3.19

婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、付き合い始める。

そこからとんとん拍子に同棲、そしてついにプロポーズされたアイコ。結婚式へ向けて準備を進める中で、アイコとこうきはまたまたすれ違っていき…。

古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。13巻まで発売されている同作について、作者のコニシ ナツコさんに話を聞いた。

父が、母を見下すような発言!「何もできない」のは父のほうでは!?
父が、母を見下すような発言!「何もできない」のは父のほうでは!?
レストランで少し、もたついてしまった母
レストランで少し、もたついてしまった母
もたつく母の様子を見て「お母さんは何もでけんな」と発言する父
もたつく母の様子を見て「お母さんは何もでけんな」と発言する父
見下すような発言をする父となぜ結婚をしたのか。母に尋ねてみると…
見下すような発言をする父となぜ結婚をしたのか。母に尋ねてみると…

――作中では「昭和」な価値観と現代の価値観の対比が描かれているのも魅力です。鹿児島に住むアイコの両親は「昭和」を体現している存在のうちの1つですが、特にお父さんの「お母さんは本当になんもでけんな」という発言が特に印象的でした。女性を見下したり、男尊女卑的な価値観はまだ一部で残っていると思いますが、コニシさんはこれまで「男尊女卑」的な価値観に触れ、違和感を持った経験はありますか?

親の話ではないのですが、私が大学生のころのエピソードで、今思い出すとヘドが出るような出来事がありまして…。休日に、男性の先輩数人に私と女友達が呼び出されたんです。公民館の調理室に。何かと思ったら、「どっちがうまくあんかけハンバーグを作れるかチャレンジ」というドッキリみたいな企画でした。ご丁寧に多様な食材も準備されていて。たぶんテレビ番組を真似したおふざけみたいな感じだったんですけど「女子大生に料理の腕を競わせて楽しむ」という状況が本当に気持ち悪いですよね。今だったら絶対NGだと思うんですが、約20年前の当時は自分も「えー!」とか言いながら楽しく料理してしまっていましたね。すでに平成だったんですけどね。

――ただし、昭和の価値観がすべて悪い、という形で描かれていないのも本作の魅力だとも思っています。たとえば、13巻で「結婚費用を援助する」というエピソードがありますが、現代ではそこまでできる親は少ないのではないかと、ある意味ありがたい風習だったのかもしれないと思いました。コニシさんが感じる、昭和の「こういうところがよかった」という点があれば教えてください。

ネットやSNSが普及しすぎたのは、たまに息苦しくなりますね。時々リアルで友達に会うと「やっぱり生身で会わないとわからないことがあるよな」と思うし、SNSの誹謗中傷は自分と関係なくても苦しくなります。この人たちも、実際会ったら絶対こんなこと言えないくせに、って。ネットがあるからこそ、この作品も読んでもらえているのですが。

「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!

取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)

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