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江戸情緒を感じる、春の宵。六義園の夜間特別観賞で、幻想的な夜桜散歩を

  • 2026.3.18

東京都文京区にある国指定特別名勝「六義園」にて、2026年3月18日(水)から24日(火)にかけて、「春夜の六義園 夜間特別観賞」が開催される。毎年、園のシンボルである「しだれ桜」の開花状況に合わせて開催期間が決定される春の恒例行事だ。普段は入園できない夜間の庭園が特別に開放されるこの機会。光に照らされた幻想的な大名庭園の夜散歩で、新しい季節の訪れを祝いたい。

徳川将軍も愛した庭園

提供:公益財団法人東京都公園協会Harumari Inc.

東京都文京区にある「六義園(りくぎえん)」は、5代将軍徳川綱吉の側用人・柳澤吉保が、7年の歳月をかけて1702年に完成させた、江戸時代を代表する大名庭園だ。中央の池(大泉水)をめぐる「回遊式築山泉水庭園」という園路で構成され、和歌に詠まれた名勝、中国古典の景観を「八十八境」として再現している。歩を進めるごとに、文学的な情景が次々と現れる趣深い名園として人気が高い。

春の宵に酔いしれる

六義園のシンボルは、なんといっても高さ約15m、幅約20mに及ぶ巨大な「しだれ桜」。

今年も開催が決定した「春夜の六義園(しゅんやのりくぎえん) 夜間特別観賞」は、普段は入園できない夜間に特別開園し、しだれ桜をはじめ、六義園の主景観のひとつである「中の島」や、「吟花亭跡(ぎんかていあと)」、「水香江(すいこうのえ)」などの各スポットをライトアップする春の恒例イベントだ。

提供:公益財団法人東京都公園協会Harumari Inc.

幻想的な美しさを讃えるしだれ桜が灯りに照らされ、夜空に浮かび上がる姿は圧巻。まるで光の滝が降り注ぐような幽玄な存在感を放っている。また、岩崎家時代に建てられた土蔵壁面(くらへきめん)へのプロジェクションマッピングの投影や、フォトスポットの設置なども実施予定。和の空間に現代的な彩りが添えられ、限られた春の夜の風情を、より特別なひと時として浮かび上がらせる。

夜間開催時の入園は正門ではなく、JR・東京メトロ「駒込駅」から徒歩2分の染井門に変更されるとのことなので要注意。

江戸時代から令和の現代に至るまで、古き良き情緒を伝え続ける貴重な文化遺産での春の宵。華やぐ季節の訪れを、美しいしだれ桜と共に祝いたい。

春夜の六義園 夜間特別観賞
WEB:https://www.tokyo-park.or.jp/special/rikugien_lighting_spring/index.htmlHarumari Inc.
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