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義母が作った料理を「口に合わない」と言い放った夫→文句だけを言う夫に「じゃあ自分で作れば」とフライパンを渡してみた

  • 2026.3.18
ハウコレ

月に一度、遠方から来てくれる義母。その日は「たまには私が作るわ」と料理を作ってくれました。まさか夫があんな一言を口にするとは思いもしませんでした。

義母のエプロン

久しぶりに義母が我が家を訪ねてくれた日のことです。わざわざエプロンを持参して、慣れない我が家のキッチンで料理を始めてくれました。「手伝います」と声をかけると、「いいのよ、座ってて」と笑顔で返されます。

出来上がったのは肉じゃがと味噌汁、それからきんぴらごぼう。「味付け、若い人には薄いかもしれないけど」。少し照れながらテーブルに並べてくれた義母の横顔を、私は忘れることができません。

箸を置いた夫

「いただきます」と手を合わせ、夫が肉じゃがを一口食べました。そして箸を置き、こう言ったのです。「口に合わない」。義母の表情がみるみる曇っていきました。

「あら、そう……ごめんね」と小さく呟く義母。夫は「別に怒ってるわけじゃないけど」と続けます。悪気がないのはわかっています。でも、義母がどんな気持ちで料理を作ってくれたのか。夫にはまるで見えていませんでした。

フライパンを置いた理由

気がつくと、私はキッチンからフライパンを持ってきて、夫の前にそっと置いていました。「じゃあ自分で作れば。私もお義母さんも、あなたのために台所に立ってるの。文句は自分で作ってから言って」。

義母が「まあまあ」となだめようとしましたが、私は夫から目をそらしませんでした。食事後、義母に代わって洗い物をする夫の姿がありました。

そして...

帰り際、義母は私の手をそっと握って「ありがとうね」と言ってくれました。その一言で、胸がいっぱいになりました。口に合うかどうかの問題じゃない。誰かのためにキッチンに立つという気持ちのことを、私はあの場で伝えたかったのです。

翌朝、夫が「昨日はごめん」と頭を下げてきました。その後、夫が義母に電話をかけ、「肉じゃが、また作ってよ」と話しているのが聞こえてきました。フライパンを置いたあの瞬間、夫の目が一瞬揺れたのを、私は見逃しませんでした。あの重さが、夫に少しでも届いていることを願っています。

(30代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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