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「プルルル」リモートワーク中、直前までチャットしてた上司から突然の電話。出ると呆れた一言が【短編小説】

  • 2026.3.18

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

5分間の沈黙が許されない監視魔

私の部署はリモートワークが中心なのですが、直属の上司の異常な監視に日々悩まされていました。

彼はチャットの「即レス」を絶対のルールとしており、画面の向こうで私たちがサボっていないか、常に目を光らせているのです。

ある日の午後、直前まで上司とチャットで業務のやり取りをしていて、一段落したので少しだけ席を立ちました。

急いでトイレを済ませ、ついでにコーヒーを淹れて自室に戻ろうとした、まさにその時です。

「プルルルル!」

私の私用スマホがけたたましく鳴り響きました。

画面を見ると、上司からの着信です。

慌てて電話に出ると、電話口から呆れたような、そして少し怒気を含んだ声が聞こえてきました。

「今どこにいる?何してる? チャット送ってから5分もレスがないんだけど」

たった5分、お手洗いに行っていただけです。

「すみません、少しお手洗いに行っておりました」

と答えると、上司は

「席を外すなら事前に報告するのが社会人の常識だろ!」

と説教を始めました。

「完璧な報連相」による痛快な反撃

「どんな些細なことでも、席を外す時は必ず報告しろ!」

上司にそう強く命じられた私は、同じように監視に苦しんでいたチームメンバーと密かに結託し、翌日から「完璧な報連相」を実行することにしました。

「今からトイレに行きます。所要時間は3分の予定です」

「戻りました。業務を再開します」

「目が疲れたので、1分間目薬をさして遠くを見ます」

「宅急便が来たので玄関に向かいます。ダッシュで行きます」

業務上の報告はもちろんのこと、水分補給からストレッチまで、席を立つありとあらゆる理由を、チーム全員で上司宛てのチャットにひたすら送り続けたのです。

数十人いるメンバーから1分に何度も送られてくる「些細な報告」で、上司のパソコンはチャットの通知音が鳴り止まなくなりました。

お昼前には、ついに上司から泣きそうな声で電話がかかってきました。

「もう分かった!通知がうるさすぎて俺の仕事が全く進まない!業務に関係ない報告はもう一切しなくていいから!」

「でも、社会人の常識ですよね?」と冷たく返す私に、上司は「俺が間違っていた!」

と完全に白旗を上げました。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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