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【今日のギフト】塩味と郷土愛がじんわり沁みる。〈新鶴本店〉の塩羊羹

  • 2026.3.13

和菓子を愛するあの人へ
明治時代から変わらぬ手法で作られる塩羊羹

〈新鶴本店〉の塩羊羹

〈新鶴本店〉の塩羊羹 パッケージ
趣ある書体の紙製パッケージは、先々代から受け継がれるデザインだとか。塩羊羹(小)1,080円。ほかに(中)2,000円、(大)3,000円もあり。
〈新鶴本店〉の塩羊羹
(小)は5㎝×15㎝のサイズ感。こし餡の澄んだ薄墨色が美しい。 賞味期限:7日間、夏期(6月~9月)は5日間。
〈新鶴本店〉の塩羊羹
うっすらと透ける羊羹の透明感を愛でながらひと口。火力が強く、また柔らかくもある楢材の薪火と職人が対話しながら練り上げた一品。程よい塩味が豆の香りと甘味をクリアに際立たせる!
〈新鶴本店〉包装紙
包装紙は清々しい緑地に店章(ロゴ)の鶴が舞うデザイン。贈答用には紙箱や杉折りの木箱の用意もあり、箱入りには鶴が描かれた掛け紙が付く。

御柱祭で知られる「諏訪大社 下社秋宮(しもしゃあきみや)」のお隣に佇む、明治6(1873)年創業の老舗和菓子店〈新鶴本店〉。長野・下諏訪の手みやげとして愛されるのが、この店の看板商品「塩羊羹」だ。

初代・河西六郎氏が、海のない長野で貴重品として扱われていた「塩」を羊羹に加えることを思い付き、苦心と工夫を重ねて完成させたという。

ちなみに初代は、温泉街・下諏訪宿として栄えたこの地にあった名旅館「つる屋」の次男坊であり、「新鶴」という屋号もそこから命名したのだとか。

基本となる材料は上質な北海道十勝産の小豆と地元・茅野市の名産、天然寒天。保存料や香料など余分なものは一切加えず、店舗に隣接する工房で楢(なら)の薪火を使い職人が丹念に練り上げるという、昔ながらの製法で作られている。

薄墨色に輝く羊羹は、ねっとりときめ細かな舌触りの奥に塩味がほんのり広がる。塩が前に立ちすぎない、この程よい“塩梅”こそ職人の技!

開店から客足が絶えることのない人気店でありながら、支店は出さず、百貨店などへの卸しもなく、販売は一途に本店の店頭のみ。だからこそ変わらぬ製法と味わいが守られるのだろう。参拝帰りの観光客だけでなく実はローカルな客が半数以上を占めているのも、この店の味が地元に浸透している証しだ。

店頭販売が基本だが、FAXなどで注文すれば発送も可能。薪火のかまどで練り上げる手法も今や希少。練り羊羹を愛する友に贈りたい、下諏訪宿の代表銘菓だ。

Information

新鶴本店

住所:長野県諏訪郡下諏訪町木の下3501|地図
TEL:0266-27-8620
FAX:0266-27-0825
営:9時〜17時30分
注文方法:店頭販売、発送あり。
HP:http://shinturu.com/
*発送の申し込みはFAXまたは郵便で。

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