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部下の週末を守るため自分が犠牲に?「結局、自分がするしかない」中堅社員のリアルを描いた漫画がSNSで話題【作者インタビュー】

  • 2026.3.11
金曜日の22時からの打ち合わせで、土日も仕事が確定した… 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
金曜日の22時からの打ち合わせで、土日も仕事が確定した… 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)

働き方改革が進んだとはいえ、いまだに深夜の打ち合わせはあるし、残業は減らない。そんな職業は存在する。22時からクライアントとの打ち合わせ。土日の仕事が確実となり「何のために頑張っているのだろう」と、むなしさと葛藤を抱えた夜を描く――大町テラス(@te_rra_ce)さんの「ご自愛ください」に1.5万を超えるいいねが集まっている。

「徹夜しても頑張る」時代から「後輩に無理させられない」時代へ

【漫画】本作を読む 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
【漫画】本作を読む 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
ご自愛ください2 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
ご自愛ください2 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
ご自愛ください3 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)
ご自愛ください3 画像提供:大町テラス(@te_rra_ce)

広告制作会社で働いて15年。金曜日の22時からの打ち合わせで、「月曜のゴゴイチくらいに一旦もらえれば…」と言われ、笑顔で固まる主人公。土日の稼働が決定した瞬間だった。週末に予定がある部下に、「自分で仕上げるから」と返す。自分が新人だったころ、好きなバンドのライブに行けず、次に行こうと思っていたらバンドは解散した。そんな記憶が色濃く残り、後輩には「そんな思いはしてほしくない」と思う。

作者の大町テラスさんに話を聞くと、「自分が受けた理不尽をどう還元するのか?」が本作のテーマになっているという。「自分の時代は『徹夜しても頑張る』のが当たり前だったけれど、いざ自分が上司になったときにはそれは許されない。そうなると、後輩に無理をさせないために結局は自分が頑張るしかないんです」と語る大町さん。上司から受けたパワハラを後輩にも繰り返すのか、自分の世代で断ち切るのか。そうした選択の葛藤を描いているという。

一方で、「主人公の行動が過度に自己犠牲的で不快だ」という批判的なコメントもあったそうだ。「こちらは続編にあたる『私ごとで恐縮ですが』でアンサーを描いていますので、ぜひそちらも読んでいただきたいです」と大町さんは話す。

本作を雑誌に発表したときにはあまり反応がなく「地味な話だしな…」と思っていたそうだが、X(旧Twitter)に投稿したところ、多くの人に届いたという。「たくさんの方に読んでもらえてうれしく思っています」と語る大町さん。働き方や上司と部下の関係に悩む人は、ぜひ本作「ご自愛ください」を読んでみてほしい。

取材協力:大町テラス(@te_rra_ce)

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