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セーラ元妃、約2.8億円の出版契約が白紙に 出版社が”エプスタインスキャンダル”での収益化を拒絶

  • 2026.3.11
Karwai Tang / Getty Images

アンドルー元王子の元妻セーラ・ファーガソンが、米国の複数の大手出版社に打診していた回顧録の出版計画が、白紙となったことが明らかになった。150万ポンド(約2億8500万円)規模という巨額の契約が期待されていたが、結果は全て拒絶という厳しいものに。今回の交渉が決裂した理由は、ジェフリー・エプスタインとの不適切な関係、そしてそのスキャンダルを商機に変えようとする姿勢が、世間の強い反発を招くと判断されたためだという。

Dave Benett / Getty Images

出版界がこれほどまでに拒絶反応を見せた理由は、新たに公開されたエプスタインファイルによって、彼女とエプスタインの根深い依存関係が明るみに出たことにある。セーラはかつて、2011年に同氏から借金返済のために1万5000ポンドを受け取った事実を認め、公にそれを「大きな判断ミス」と呼んでいた。しかし、先日明らかになったファイルによって、実際には15年以上にわたって資金提供を受けていた実態が判明。それを象徴するのが、2009年、深刻な財政難に直面していた彼女による「私は至急今日、家賃として2万ポンド(約380万円)が必要なの。払わないと大家が新聞社に訴えると脅している。何か名案はないか」とのメールだ。エプスタインに切迫した援助を求めていた詳細が浮き彫りになった。

Chris Jackson / Getty Images

ハリウッドの関係者によると、彼女は約200万ドル(149万ポンド)の前払金を希望して回顧録の出版を打診したが、米大手出版社側は一切の関心を示さなかったという。ある情報筋はサンデー・エクスプレス紙に対し、「彼女は何度も断られ、中には返事が全くなかったケースもあった。自身の家族を崩壊させ、元夫を完全に破滅させたエプスタイン事件に便乗して金儲けをしようとする目論見に、同情を寄せる者はいないようだ」と語っている。さらに同筋は、「アメリカンドリームを生き続けたいという彼女の期待は、今や完全に打ち砕かれた。商業面においては、この失敗が示す通り、彼女は社会から疎外された存在となったのである」と付け加えた。

今回の出版契約の頓挫は、セーラの個人財政をさらに圧迫する結果となりそうだ。彼女はこれまで文筆活動を通じて自立した収入源を確保してきたが、今回の巨額契約は今後の生活水準を維持するための重要な資金源と見なされていたからである。居場所も不明な今、セーラは深刻な社会的孤立の渦中にあるようだ。

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