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【薬膳おみそ汁】で季節の変わり目不調をリセット♡「鶏団子と根三つ葉のおみそ汁」作ろう!ふわふわ団子が滋味~

  • 2026.3.10

冬から春への変わり目で、寒暖差の激しい時期は「なんだかだるい」「朝が辛い」というあなた!その不調、なんと「おみそ汁」で改善できるんです。管理栄養士で国際中医師でもある植木もも子さんが、いつものおみそ汁を薬膳にする魔法のレシピを考案♡そのなかに、春の体を整えるという「鶏団子と根三つ葉のおみそ汁」を見つけました!さっそく"おみそ汁大好きっ子"な娘と一緒に…レッツクッキン♪


日本で独自進化したみそ…。毎日一杯のおみそ汁で、気になる不調を改善!

「みそは、大豆を発酵させた日本の伝統食材。実は薬膳としても、とても理にかなった食材なんです」そう語るのは、管理栄養士で国際中医師、さらには国際中医薬膳管理師でもある植木もも子さん。

薬膳発祥の中国にも"醬(ジャン)"と呼ばれる発酵食品はありますが、日本のみそとは製法も食べ方もまったくの別物。日本の湿度の高い気候、日本人の体質に寄り添うかたちで育まれてきたのが、今わたしたちが親しんでいる"みそ"だそうです。

「みそは、薬膳では"涼性(りょうせい)"といい、体の熱を取って水分排出を促す働きがあります。湿度の高い日本で、わたしたちが毎日おみそ汁を飲んできたのは、とても自然なことなんです」



さらに植木さんはこう続けます。

「みその魅力は、懐の深さにもあります。おみそ汁にはどんな具材でもオールマイティーに使えますよね。四季折々の旬の食材を盛り込めるから、飽きずに毎日いただける。毎日続けることが肝心な薬膳の考えにもぴったりなんです」

そしてもうひとつ、日本料理ならではの工夫があるのだとか。

「汁物には、“吸い口“といって最後に香りある食材を添える手法があります。
香りは食欲を刺激するのはもちろん、薬膳的にも効能をプラスしたり、引き立てたり、バランスをとったりと、とてもよい仕事をしてくれるんですよ」

最後に添える香り食材が、薬膳的にみてもちゃんと意味があったとは驚きです。



今回は、植木さん考案の『薬膳おみそ汁』レシピから、
今の時期にぴったりの一杯「ふわふわ鶏団子と根三つ葉のおみそ汁」をチョイスしてみました。

このみそ汁は、鶏肉、根三つ葉、しょうが、玉ねぎなどの食材を組み合わせることで、冬の間に体にため込んだ不要なものをゆるやかに解毒し、春に向けて活動モードに切り替えてくれるそうです。

では、娘と一緒に作っていきますね。

「ふわふわ鶏団子と根三つ葉のおみそ汁」の材料と作り方はこちら



【材料】(2人分)
鶏ひき肉(むね)…60g

[A]
酒…小さじ2
しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
玉ねぎ(すりおろし)…大さじ1強
塩…適量

根三つ葉…20g
だし汁…2カップ(※1)
みそ…大さじ1(※2)

※1 だし汁はお好みのものでOKですが、顆粒だしなどを使う場合は添加物の少ないものがおすすめ。今回は市販の濃縮白だしを表示通りに希釈して使いました。
※2 みそもお好みの種類で。今回は「白みそ」を使いました。

【作り方】

1. ボウルに鶏肉と[A]を入れてよく混ぜる。



娘は自ら三角巾を持ってきてかぶり、やる気満々。
最初はスプーンで混ぜていましたが、途中から手で混ぜたい!と作業に夢中です♪



2. 三つ葉はひと口大に切る。



3. 鍋にだし汁を入れて中火で熱し、煮立ったら1の鶏肉をスプーンでひと口大にすくって落とす。



初挑戦の娘。
「ちゃんと丸くなったかな?」とドキドキした様子で鍋の中をのぞいていました。



4. 火が通ったら弱火にしてみそを溶き入れ、三つ葉の軸部分を加えて火を止める。




5. 器に盛り、三つ葉の葉部分を添える。



完成しました!
湯気とともに立ちのぼる、やさしいおみその香り。



お椀の中には、新芽を思わせる鮮やかなグリーンの根三つ葉と、ころんと丸い鶏団子♪



では、アツアツのうちに娘といただきま〜す。
ちょっと軽めの朝ご飯です。



汁をひと口すすると、まず感じるのは鶏のやさしい旨味…。

そして、鶏団子はフワッフワ!
すりおろした玉ねぎを加えた鶏団子は、驚くほどやわらかくて軽い食感です。
そこに、しょうがのほのかな香りがして、後味すっきり。



鶏肉は、薬膳的には生命活動の源となるエネルギー、「気」を養うそうです。
そう聞くと、いっそう味わい深く、栄養が体に沁み入る感じがします。
また、根三つ葉などの香り食材は、体に「気」をめぐらす働きがあるそうです。

薬膳って、奥が深いけどおもしろくて、かなり興味が湧いてきました!

そして、娘もいざ実食…。自分でこねて、スプーンで落とした鶏団子からパクリ!



「おいしい!やわらか~い!ちょっとおもしろい形になっちゃったけど(笑)」と照れ笑いする娘。根三つ葉も「これは大人の味かも?食べられるかな?」なんて言いながらもパクパク。

自分で作ったこともあってか、あっという間に完食しました♪



季節の変わり目で「ちょっと疲れ気味かも」なんて日にぴったりの「ふわふわ鶏団子と根三つ葉のおみそ汁」。体も心もほっとする味わいで、わが家の定番になりそうです。



今回紹介した「ふわふわ鶏団子と根三つ葉のみそ汁」レシピが掲載されている書籍『薬膳おみそ汁 身近な材料で気軽に続けられる』は、いつものおみそ汁を薬膳に変身させる魔法のレシピが満載!

毎日いただくおみそ汁で、季節ごとの体調を整えたり、気になる体の不調を改善したりできる、とても頼もしい一冊です。材料は身近なものでOKだし、食材からおみそ汁レシピを検索できるので使い勝手もバツグン♡

興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

植木もも子さん

管理栄養士、国際中医師、国際中医薬膳管理師。「おいしく、賢く、楽しく、健康に」をモットーに、体と心を癒やす日々のレシピを雑誌や書籍、テレビ、広告などに提供中。また、薬膳と栄養学の両方を取り入れた季節の料理教室も主宰している。暮らしの中で実践しやすい薬膳レシピが幅広い年代に人気。著書に『朝10 分で作れる 薬膳スープジャー弁当』『野菜のおいしい作りおき 薬膳ナムル手帖』『食材1つ足すだけ お茶でかんたん飲む薬膳』『薬膳おむすび』(すべて家の光協会)、『いつものごはんで心と体を整えるすぐ!薬膳』(山と溪谷社)、監修に『増補新版 薬膳・漢方食材& 食べ合わせ手帖』(西東社)など多数。
HP 桃花茶館
https://www.peachtreekitchen.online/
Podcastも配信中 桃花茶館~薬膳もも子ラジオ~


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