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コーヒーが苦手な“ど素人”が自宅で本格コーヒーに挑戦! 記念すべき一杯の出来栄えは?【書評】

  • 2026.3.10

【漫画】本編を読む

SNSで話題を集める新進気鋭のクリエイター・おけべち氏(@okbechi)が描く、コーヒー探求エッセイ『苦手なコーヒーをわかりたい』。苦手なコーヒーをあえて趣味にしようと思い立ってから半年、衝動的に道具を一式揃え、初めて本格的なコーヒーを淹れてみるのだが――。

外で飲むコーヒーとは異なる魅力を味わえる“おうちコーヒー”。カフェでは店の雰囲気や友人との会話などで体験がリッチになりすぎ、味をフラットに感じるのは難しい。しかし自宅なら、豆や淹れ方など、自分が比較したい部分だけを変えながら楽しむことができる。

とはいえ著者は、飲み始めて日も浅いコーヒー初心者。まずはネットで調べたおすすめの豆や道具を使い、著名なバリスタのレシピを参考にしながらとりあえず淹れてみる。そうして出来上がった記念すべき一杯の感想は、「マズくないことだけは…わかる!!」。

この一杯にはまだ「自分らしさ」はなく、味も正直よくわからない。しかし、わからないことはこれから少しずつ理解していけばいい。逆にいえば、この先にはそれだけの「発見」と「楽しみ」が待っているということだ。

まだ味わいの本質にこそ届かないものの、ゆっくり確実にコーヒーとの距離を縮めていくおけべち氏。その姿は、コーヒーが苦手な人でも「ちょっと面白そうだな」と思わせる不思議な魅力を感じさせる。

文=ハララ書房

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