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【東急百貨店さっぽろ店 鮨処 焼処 魚一心】まかない定食を食べながら、特上の行方を見送る@中央区

  • 2026.3.9

寿司屋の日替わりまかない定食

東急10階の寿司店で、私は今日も“賢い選択”をした。

まかない定食。1,280円、コスパ抜群。理性の象徴。家計の味方。拍手。

日替わりなので何が出るのかは店頭に行くまでわからないのも楽しい。

今日はマグロ丼だ、当たりじゃない?

出典:リビング札幌Web

デパ上でのんびりランチ

デパートの上階の寿司屋は、“回らない寿司”なのに、肩に力入らない空気が好き。

・職人さんが威圧してこない

・値段が読める安心感

・デパ上だから常連マウントも少なめ、客層がいい

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web
吹き抜けで広い店内

本日はマグロ丼

さあ、やってきました。

目の前には艶のあるマグロ丼。深い赤。厚みもちゃんとある。横には小鉢、みそ汁、そして控えめに鎮座する白いとろろ。完璧だ。文句のつけようがない。

丼が小さいなと思ったけど、結構深くてご飯がぎっしりだ。

もちろん酢飯で、しゃっきりとした炊きあがりが最高。

――のだが。

煮つけや焼き魚の日もある
出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

カウンターというのは残酷だ。

職人さんの手元がすべて見える。

そして私の斜め前で、ひと皿、またひと皿と組み上がっていく“特上にぎり”。

横目で盗み見る特上

大トロが光る。

ウニが艶めく。

エビが背筋を伸ばしている。

おい、豪華すぎるだろ。

こちらは堅実にマグロ丼である。悪くない。むしろ良い。とても良い。

だが、視界の端で輝くあのラインナップは、どう考えても主役の風格だ。

出典:リビング札幌Web
大きい椀のみそ汁が絶品
出典:リビング札幌Web

私は静かにマグロを口へ運ぶ。

うん、うまい。ちゃんとうまい。

とろろをかけて味変。これまた正解。

みそ汁も出汁が効いている。すごくいいぞ、これぞ寿司屋の汁椀。

なのに、心がざわつく。

「今日はまかないで十分」

「今月は健やかにいこう」

「豪華セットはまた今度」

理性が必死に説得してくるが、特上のにぎりは輝きを増していく。なんなんだあの存在感。

やっぱりイクラも食べたかった…

カウンターとは、己の欲望を可視化する場所なのかもしれない。

結局、私は最後までまかない定食を美味しく完食した。

満足感もある。財布も平和。午後の仕事にも支障なし。

だが、店を出るときにひとつだけ思った。

「次は特上と日本酒!!」

出典:リビング札幌Web
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