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「お前らは一番安いのな」夫は3千円のブランド豚、娘たちは千円定食を半分こ…冷たい視線を浴びた結果

  • 2026.2.18

先月のある夜のことです。私は夕飯にカレーライスを用意していたのですが、夫が急に「トンカツが食べたい」と言い出しました。仕方なく家族でトンカツ屋に向かうと、夫は理不尽なことを言って子どもたちに我慢を強いようとして……?

自分勝手にもほどがある!

私には、4歳の息子と2歳の娘がいます。週末の夕飯は、子どもたちの好きなメニューにするのがわが家の習慣です。ある週末の子どもたちのリクエストは「カレーライス」。夕方に準備を済ませ、子どもたちも食べるのを楽しみにしていました。

しかし、帰宅した夫が「今日はトンカツが食べたい」と言い出します。私は「もう夕飯の支度できてるよ。トンカツは明日でいいんじゃない?」と言いましたが、夫は「今日食べたい」と言って引きません。もちろん「カレーがよかった~」と言う子どもたち。結局「カレーは明日にでも食べよう」と子どもたちのほうを説得し、外食することにしました。

店に着いて夫が選んだのは、そのお店で1番高い、ブランド豚を使った定食。1食3,000円を超える価格に「ちょっと贅沢だな……」と思いましたが、共働きで頑張っているので目をつむることにしました。

一方、子どもたちはエビフライやハンバーグが入った「お子さまセット」をリクエスト。しかし夫は「お子さまセットを2つも頼むなんてもったいない」と言い出します。理由を聞くと「子どもたちにそんな金額のものを食べさせるのは、納得できない」と言うのです。お子さまセットの価格は1,000円を少し超える程度。しかし、夫はその3倍以上するものを選んでいます。私が「じゃあ、あなたの注文したもののランクを下げたら?」と言うと「俺はこれが食べたいからここに来たんだ。仕事で稼いでるんだから、このくらいいいだろう」と言います。

本来は子どもたちが食べたかったカレーを自宅で食べるはずが、夫の提案で無理やり外食に変更したのに、どれだけ自分勝手なんだと腹が立ちました。夫は「おれが子どものころは、外食でお子さまセットなんて食べさせてもらえなかった。お前らはわがままで贅沢だ!」と怒り出し、さらにその店で1番安い、1,000円ぴったりの『お手ごろ定食』を指さして「子どもなんてどうせそんな量食わねえんだから、これを2人でシェアしろ」と言うのです。「お手ごろ定食」は、ロースカツが1枚と、ごはん、味噌汁のセット。大人1人には十分な量ですが、2歳の娘には厚いロースカツは食べづらく、ごはんや味噌汁もシェアすると4歳の息子には物足りなくなりそうな量です。

夫のあまりにも自己中心的な態度と非常識な提案に、ついに私の我慢も限界に。私は「きちんと夕飯を準備していたのに、トンカツが食べたいってわがままを言って外食にきて、1番高いものを注文してるあなたが1番わがままで贅沢だよ!」と一喝。さらに、「子どもたちを振り回しておいて、自分だけ贅沢するなんてありえない。お金のこと気にするなら、あなたが1番安い定食を食べればいい。この定食だって立派なトンカツだし、差額でお子さまセットが頼めるよ」と伝えました。

やり取りが聞こえていた様子の隣の席の家族からも、冷ややかな視線を感じます。夫は私の指摘と周囲の目に耐えられなくなったようで、「ごめん」とひと言。「お父さんはこの『お手ごろ定食』を食べるから、お子さまセットを頼んでいいよ。お父さんのわがままに付き合ってくれてありがとう」と話し、子どもたちも「明日はぜったいカレー食べようね!」と笑顔で食事ができたのでした。

自分の幼少期の話を持ち出し「自分はこうだった」と子どもたちに押し付けるのは、教育ではなくただの八つ当たりだと感じました。自分だけが得をして子どもたちには我慢をさせるなんて、子どもたちも納得できないでしょうし、家族からの信頼も失ってしまいかねないと思います。過去の自分と今の子どもたちを比較して我慢を強いるのではなく、今の家族全員が納得できる選択をすることが、親としての責任だと改めて感じた出来事でした。

著者:竹内美月/40代・ライター。車のおもちゃが大好きな4歳の男の子と、歌って踊るのが大好きな1歳の女の子を育てる母。平日はほぼワンオペ育児。何が起こったのかわからないほどのスピードで時間が過ぎていく、ドタバタな毎日を送っている。仕事終わりに夕飯を作りながら飲むハイボールが楽しみ。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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