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お客様を見た目で判断→忘れられない大失態となってしまった

  • 2026.3.9
ハウコレ

ブランドショップの販売員として働き始めて、まだ日が浅い頃のことです。接客には少しずつ慣れてきた時期で、自分なりにお客様の好みを見極める力がついてきたと思っていました。けれどあの日の出来事は、自分の未熟さを痛感させられるものでした。

私が勝手に「判断」したこと

その日、お店にふらりと入ってきたのは、カジュアルな服装の40代くらいの女性でした。ノーメイクにジーンズ。正直なところ、私たちのブランドのターゲット層ではないと感じてしまったのです。お店の雰囲気に合わないのではないか、と勝手に決めつけていました。今振り返ると、なぜあのとき見た目だけでそう判断したのか、自分でも信じられない気持ちになります。

失礼な一言

私はその方に近づき、「お客様、こちらは少しお若い方向けのラインですので、お客様にはお似合いにならないかと……」と声をかけました。自分では丁寧に対応しているつもりでした。でも、それはやんわりと「あなたには場違いですよ」と伝えたのと同じこと。お客様の表情が少し曇りました。

タブレットに表示された、信じられない数字

次の瞬間、奥からベテランのマネージャーが飛び出してきたのです。「あら!お久しぶりです!」と、満面の笑みで駆け寄る姿に、私は言葉を失いました。ふと目に入ったマネージャーのタブレットには、そのお客様の年間購入額が表示されていました。そこに並んでいたのは、私の想像をはるかに超える金額。VIPのお客様だったのです。

そして…

その日の閉店後、マネージャーに呼ばれました。「二度とやらないでね」と、はっきりと言われた一言が、今も胸に刺さっています。それは叱責というより、大切なことを教えてくれる言葉でした。どんな装いであっても、お客様一人ひとりに誠実に向き合うこと。見た目で人の価値を決めつけないこと。あの日の失敗があったからこそ、私は接客というものに向き合えるようになったと感じています。まだまだ未熟ですが、あの経験を忘れず、一歩ずつ成長していきたいと思っています。

(20代女性・販売員)

 本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

 (ハウコレ編集部)

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