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綾瀬はるかのおかげでお客さんが殺到! 兵庫県宍粟市にある、母娘で営む昭和レトロなほっこりドライブイン “こぶし大”の手作りコロッケが人気!

  • 2026.3.6
©ABCテレビ
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街のおいしい店に潜入し、店主の人柄からにじみ出る人気の秘密を発見するシリーズ「実録!人情食堂」。今回は、こぶし大のコロッケやボリューム満点のカツ丼が人気のドライブインを取材しました。

兵庫県宍粟市は、面積の9割が森林という自然豊かな山あいの町。姫路と鳥取を結ぶ国道29号を進むと、ちょっとレトロな看板が現れます。それが「ドライブイン オアシス」。オープンはおよそ60年前。令和の今もここだけは昭和のままのレトロな雰囲気が漂っています。

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看板メニューは、にぎりこぶしほどの大きさがある手作りコロッケ。しっとりとまろやかな味わいの秘密はジャガイモにサツマイモを少し加えること。さらに「企業秘密」という、さまざまな工夫が凝らされているそうです。

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お客さんが「なんせ、やさしい味」と評するだしが決め手のカツ丼や、ふわふわのだし巻き卵、素朴なお惣菜など家庭的なメニューがそろう、お腹はもちろん、心までほっこりと満たされるドライブインです。

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お店を切り盛りするのは、接客担当の娘・豊岡正美さん(60)と、厨房担当の母・満佐子さん(87)の親子。朝7時半、正美さんは自宅の脇の畑へと向かいます。収穫するのは、コロッケやトンカツの横に添えるというワサビ菜。店で出す野菜のほとんどは、この自家菜園で正美さんが作っています。

一方、腰の具合がよくないながらも「薬飲んできました」と笑いつつ仕込みをこなすのは満佐子さん。カツオと昆布で毎朝イチからとる自慢の“だし”は、すべての料理のベースです。

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【動画】常連客の多くはご近所さん。畑で取れた野菜や果物を「余っとるもんで、役に立つなら」と店に持ち寄ってくれるほほ笑ましい光景も。

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「ドライブイン オアシス」の創業は1987年。満佐子さんの夫・正章さんが前のオーナーからドライブインを買い取ったことから始まります。当時、一家の住まいは大阪府内。会社勤めで店に出られない夫に代わり、満佐子さんが単身移住して店を仕切るようになりました。

その後、正章さんが定年を迎え、しばらくは夫婦で店を営むことに。ところが、店内で突然倒れた正章さんが急逝。残された満佐子さんとともに、正美さんがお店に立つ決断をしたのは23年前のことです。

勤めていた大阪市内の保険会社を辞め、飲食店の経営に飛び込んだ正美さんの日常は一変。当時を振り返り、「ブランドもののバッグと服でチャラチャラしてた生活が、首にタオル巻いて畑するようになりました」と笑います。

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2年前には、店の前を走る国道29号を題材にした綾瀬はるか主演の映画「ルート29」のロケ地に。YouTube動画などで取り上げられて店は一気に有名になり、週末は豊岡さん親子だけでは手が回らないほどの忙しさになりました。

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そんな2人を見かねてか、最近では接客などを常連客が手伝ってくれるように。「なぜかちょっとほっとけなくて、勝手に(笑)」と厨房で皿を洗う常連さんは「(満佐子さんが)実の母より母みたいな感じで」とほほ笑みます。

お客さんもまるで家族のよう。アットホームなドライブインでは、ワンちゃんを連れて雪遊びに来た帰りだという家族や、「ここに来て一緒に飲むのが楽しい」というご近所の飲み仲間など、たくさんの人が温かな時間を過ごします。

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父の遺志を継ぎ、母と娘が守り続ける昔ながらのドライブイン。「ここが私の居場所」と話す満佐子さんは「お客さんとの馴染みができたら、それが生きがい。商売じゃなく“つながり”。だからがんばれる」とニッコリ。

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来る人がみんな笑顔になる「ドライブイン オアシス」はとっても素敵な人情食堂でした。

「実録!人情食堂」は、2月9日(月)放送の『newsおかえり』(ABCテレビ 毎週月曜〜金曜午後3:40〜)で紹介しました。

『newsおかえり』YouTubeチャンネルで配信中

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