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【クッキー缶ファンクラブ Vol.4】オンディーヌの「オンディーヌ缶」

  • 2026.3.6
Hearst Owned

開けた瞬間の高揚感、缶の中に並ぶ焼き菓子の美しさ。そして、どれから食べようかと迷う時間。クッキー缶には、味わいだけでなく、体験としての楽しさがある! そんなクッキー缶好きにお届けする連載「クッキー缶ファンクラブ」。今回は東京・東麻布にあるパティスリー「オンディーヌ」のクッキー缶をご紹介。

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細やかな美意識と手仕事の積み重ねが、缶の中に息づく

名パティスリー「アルノー・ラエール ジャポン」でエグゼクティブシェフを務めた宮地弘毅さんと、パティシエの劉 優華さんが腕を振るう「オンディーヌ」。フランス菓子をベースに2人の感性で生み出されるケーキや焼き菓子、ヴィエノワズリーが魅力だ。

そんな同店が今年3月に発売された「オンディーヌ缶」は、月の初めに販売され、毎回すぐに完売してしまうという人気の一品。缶のデザインは、小説の挿画などを手がけるアーティスト・杉山 巧さんによるもの。店の外壁にも描かれているアートを落とし込み、ブランドの世界観を演出している。

自身の店を持ったら形にしたいと、以前から構想を温めていたという劉さん。「オンディーヌ缶」は、見た目の華やかさだけでなく、最後まで満足感が続く味わいとボリュームを追求している。定番の焼き菓子5種に加え、缶でしか味わえない限定の焼き菓子4種を詰め込んでいるのも魅力のひとつ。また、焼き菓子ごとに「一番おいしい」と考える大きさや厚さに仕立てているのも特長だ。

劉さんが最初に味わってほしいというのが、エッフェル塔モチーフの「スペキュロス」。「スパイスが鼻腔を広げて食欲を膨らませ、その後に食べる焼き菓子にも期待が広がるようにしています」と劉さん。作り手のこだわりを感じながら、じっくりと堪能して。

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①スペキュロス(クッキー缶限定)
シナモンやアニスをベースに5種のスパイスを調合し、ブラウンシュガーを合わせた軽やかな一枚。やさしい甘みの中から、スパイスの香りがふわりと立ち上がる。

②クロカンフランボワーズ(クッキー缶限定)
フランボワーズの果肉を練り込んだアーモンドクロカン。フランボワーズの甘酸っぱさに、ナッツの香ばしさとほろ苦さが重なり、奥行きのある味わいを生み出す。

③フロランタンロミアス
ドミニカ産カカオを使ったクッキーの中央に、細かく砕いたアーモンドとオレンジ、フランス産はちみつで仕立てたヌガーを。ねっとりとした甘さのヌガーとナッツの香ばしさ、クッキーの食感が重なり合う。

④ショコラブランペカン(クッキー缶限定)
ホワイトチョコレートとペカンナッツを合わせた一品。ガリッとした食感とナッツの香ばしさに、バターの塩気がアクセントを添え、噛むほどにうま味が広がる。

⑤サブレショコラ
サントメ島産カカオを生地に合わせ、縁には砂糖をまとわせて。ほろりと崩れる食感とともに、カカオのほのかな苦みと甘みが広がる。

⑥ディアマンエラブル(クッキー缶限定)
メープルシュガーを主役にした一品。さくっと軽やかな食感に、メープルの豊かな甘みと香ばしさが際立つ。

⑦リュンヌ ド ネージュ
バニラにマカダミアナッツとアーモンドを合わせた一品。ほろっとほどける口溶けとバニラとナッツの香りが魅力だ。

⑧ガレットカフェ
白金台のコーヒー専門店「クロミミラパン」のコーヒー粉を使用。コーヒーのほろ苦さとミルキーな風味が広がる。薄焼きの軽やかさに、カソナードのじゃりっとした食感がアクセントを添える。

⑨パレブルトン
約3cmもの厚みがあり、存在感たっぷり。ザクッと香ばしい食感とともに、芳醇なバニラとラム酒が香り、口の中ではほろりとほどけていく。

「オンディーヌ缶」 ¥4,800
缶サイズ(約)/17.5×12.5×4.5cm
内容量/320g
賞味期限/製造日より1ヶ月
※店頭・公式オンラインショップで販売

オンディーヌ
https://www.ondine-patisserie.com/
Instagram/@ondine.patisserie

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Vol.3 Maison de Murakamiの「メゾン・ド・ビスキュイ プティ」

受け継ぐだけじゃない。老舗が描く、新たなクッキー缶のかたち

「Maison de Murakami」は、京都最古の洋菓子店として知られる「京都村上開新堂」が新たに立ち上げたパティスリー。

「『京都村上開新堂』は創業から約100年以上にわたり、レシピや製法をほとんど変えずにお菓子作りを続けてきました。それが今日まで多くのお客様に愛されてきた理由だと思っています。未来を見据えたとき、現代に合う味やデザイン、店のかたちなどを考え、より幅広い世代に愛されるブランドを目指して立ち上げました」と語るのは、4代目の村上彰一さん。

「Maison de Murakami」が目指すのは、「京都村上開新堂」が守り続けてきた味を大切に受け継ぎながら、素材やパッケージデザイン、建築に至るまでを現代の感性で再構築すること。伝統を守るだけでなく、新たな価値へと昇華させた洋菓子を提案している。「京都村上開新堂」が素朴で滋味深い焼き菓子を大切にしているのに対し、「Maison de Murakami」では発酵バターをたっぷりと使い、豊かな香りとコクを引き出している。

そんな同店で、午前中には売り切れてしまうほど人気なのが、クッキー缶「メゾン・ド・ビスキュイ プティ」。缶を開けた瞬間、発酵バターの芳醇な香りがふわりと広がり、「メゾン ド ムラカミ」の世界へと誘う。

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「京都村上開新堂」ではひとつの生地をベースに焼き菓子を焼いているのに対し、「Maison de Murakami」では素材ごとに生地を作り分け、それぞれの味わいを丁寧に引き出している。小麦粉は同じ国産のものを使用しながらも、配合や製法を変えることで個性を表現。ジャムをサンドしたサブレやカカオ、ナッツ風味のクッキーなど、ひと目で味わいを想像できる焼き菓子が並ぶ。甘みのあるものから塩味を効かせたものまでバランスよく詰め合わせられ、一缶の中に多彩な味わいと食感が広がる。

①サブレ・フランボワーズ
「京都村上開新堂」のソフトクッキー「ロシアケーキ」の趣もある一品。甘酸っぱいラズベリージャムをバターサブレでサンド。甘みがありながらも軽やか。

②ディアマン・カカオ
生地にカカオニブを合わせ、縁にはシュガーをまとわせて。ほろりと崩れる食感に、ほのかなカカオの苦みがアクセントになる。

③サブレ・オ・ブール
発酵バターの芳醇な香りをまとったサブレは、ほろりとほどける口どけが後を引く。

④アマンド・ブール
ナッツの香ばしい香りが際立つ。発酵バターとローストしたピーナッツとアーモンドのコクを重ねた一品。サクッとした厚みのある生地に、ナッツの歯ごたえが心地良い。

⑤アルダ
青のりの豊かな香りを生かしたクラッカー。口に含むと青のりが強く香り、後からほんのりと七味の香りで余韻を残す。

⑥フロマージュ
チーズクラッカーはパルミジャーノ・レッジャーノやエダムチーズなどのチーズの風味が広がり、お酒を呼ぶおいしさ。

⑦メレンゲ・木苺
木苺のメレンゲにフリーズドライのフランボワーズをプラス。果実味が強く感じられる。

⑧メレンゲ・抹茶
じゅわりとほどける軽やかな口どけに、抹茶のほろ苦さがしっかりと広がる。

「メゾン・ド・ビスキュイ プティ」 ¥3,888
缶サイズ(約)/15.5×10×6cm
内容量/300g
賞味期限/製造日より40日
※店頭で販売

Maison de Murakami
https://maisondemurakami.jp/
Instagram/@maison_de_murakami

TAKERU KORODA

VOL.2 御菓子丸の「空の窓」

食べるだけでは終わらない、“情景を味わう”クッキー缶

京都を拠点に活動する和菓子作家・杉山早陽子さんによる「御菓子丸」。杉山さん自身が見た景色や記憶をお菓子に落とし込み、新たなかたちの和菓子を提案している。

2026年3月に登場した「空の窓」は、「御菓子丸」初のクッキー缶。杉山さんが飛行機で北海道を訪れた際、機内の窓から見えた田園風景を写真に収め、それを見返したときに「この景色を焼き菓子にできないか」と着想を得たという。缶の中央には飛行機の窓が描かれ、まるで上空の世界へ旅立つような感覚へと誘われる。

このクッキー缶の魅力は、味わう前から始まる体験にもある。パッキングを解き、缶を開けると現れるのは、雲を思わせるふわりとした緩衝材。さらに航空券に見立てたクッキーのメニュー表が添えられ、その下から田園風景に見立てた四角いクッキーが現れる。旅の情景をたどるように、開封する行為そのものがひとつのアートのようだ。

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クッキー生地には、米粉を用いているのも特長。「御菓子丸」が大切にしてきた和菓子の感覚をベースに、日本の風土を感じられるクッキーへと昇華している。

フレーバーは、試作を重ねる中で、スーパーで見かけるような身近な食材を中心にセレクト。水分が残らないように素材の状態に合わせて調整し、生地に練り込んでいる。色合いも、上空から見下ろした田園風景とリンクするよう、日本人に馴染みのある食材で表現。和菓子らしさを感じさせつつも、どこか見覚えのある色彩や味わいが重なり、景色の記憶と日常の感覚がゆるやかに繋がる一缶だ。

① 山椒
清涼感あふれる山椒の香りをストレートに楽しめる一枚。よもぎで淡く色づけした生地は、水田の景色を思わせる。
② 舞茸

乾燥した舞茸をパウダー状にして練り込み、竹炭で黒く色づけ。噛むほどに舞茸の芳醇な香りとうま味がじんわりと広がる。
③ 玉ねぎ
まるで玉ねぎを飴色になるまで炒めたような、香ばしさと甘みが特長。シンプルながら余韻の残る味わいだ。
④ 柚子胡椒味噌

クラッカーのようなハードな食感を目指した一枚。自家製味噌のコクに加え、ところどころで柚子胡椒の爽やかな辛みが立ち上がる。
⑤ カシューナッツチーズ

カシューナッツと玄米を使った、乳製品不使用のヴィーガンチーズ。軽やかな口当たりのなかに、カシューナッツのまろやかなコクと風味が広がる。

「空の窓」 ¥5,000
缶サイズ(約)/15.2×15.2×3.5cm
内容量/クッキー40枚入
賞味期限/出荷日より30日
※オンラインショップで販売

御菓子丸
https://okashimaru.stores.jp/
Instagram/@okashimaru_

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VOL.1 パレスホテル東京の「レ トロワ サブレ缶」

おいしさがストレートに伝わる3種のクッキー

「プティフールセック缶」や「ヴィーガンクッキー缶」、季節限定のクッキー缶など、手土産として人気の焼き菓子がそろう「パレスホテル東京」。そのラインナップに、2026年1月、新たに加わったのがこちらの「レ トロワ サブレ缶」だ。

黄色の缶を開けると、クッキーがピシッと整列。焼き色のグラデーションやチョコレートの艶やかな色味が目に飛び込み、おいしさがストレートに伝わってくる。3種に厳選された潔さにも、「パレスホテル東京」の美学が滲む。

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クッキーのフレーバーは、ピーナッツとバター、セーグルチョコレート。3種だからこそ、それぞれの個性が際立ち、最後の一枚まで飽きさせない! ホテルメイドの上質感を、ぜひ味わってみて。

ピーナッツクッキー
編集部のイチオシでもある一品。厳選したピーナッツペーストを生地に練り込み、あえて卵を使わずに仕立てることで、口の中でほろりとほどける繊細な食感を実現。手に取った瞬間から伝わる儚さも魅力だ。ピーナッツの濃厚なコクと香りを、ダイレクトに感じられる。

バタークッキー
どこか懐かしさを感じる味わいに仕上げることを意識して作られたクッキー。カリッと小気味良い食感とともに、芳醇なバターの香りが口いっぱいに広がる。

セーグルチョコレートクッキー
全粒粉を使ったクッキーにチョコレートをたっぷりとコーティング。ザクザクとした食感とライ麦の香ばしさに、厚みのあるチョコレートのコクが重なり、満足感のある一枚に。チョコレートは、フランス産クーベルチュールを使用。さらに、全粒粉のクッキーは「パレスホテル東京」で初の試みという点も見逃せない。

「レ トロワ サブレ缶」 ¥5,000
缶サイズ(約)/11.2×16.4×H5.5cm
内容量/515g
賞味期限/出荷日より21日
※店頭・オンラインショップで販売

パレスホテル東京
ペストリーショップ「スイーツ&デリ」
https://www.palacehoteltokyo.com/restaurants-bars/sweets_deli/
Instagram/@palacehoteltokyo、@palacehoteltokyoonlineshop

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