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【満月いつ】2026年3月3日はワームムーン!皆既月食の時間は?方角や由来を解説

  • 2026.3.2
NurPhoto / Getty Images

2026年3月の満月は、3月3日(火)の20時33分頃に最大を迎えます。冬が終わり土壌から虫たちが姿を現すことから「ワームムーン」と呼ばれて親しまれています。今回は、「皆既月食」が日本各地で観測できる貴重なチャンスでもあります。春の訪れとともに生命の息吹を感じながら、夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。

2026年3月の満月は、日本全国で観察できる「皆既月食」。観測のポイントは?

2026年のワームムーンは、3月3日(火)の20時33分頃に最大を迎えます。満月当日だけでなく前後(3月2日から3月4日)の夜も、まん丸な月を楽しめるでしょう。

今回の満月は、日本全国で「皆既月食」(ブラッドムーン)となります。18時50分に東の空で欠け始め、約1時間かけて部分月食が進行した後、20時4分に月全体が地球の影に入る「皆既食」の状態になります。皆既食は21時3分までの58分19秒間続き、月面は赤銅色(しゃくどういろ)と呼ばれる赤黒い色に見えます。

天気が良ければ、国内の広い範囲で観測が可能です。最も見やすくなるのは皆既食の間ですが、おすすめの観察方法は、皆既食の少なくとも30分前から部分食の経過も追うこと。地球の影が月の上をゆっくり移動していく様子も併せて観察できるでしょう。

なお、次に日本全国で観測できる皆既月食は、2028年12月31日〜2029年1月1日の夜となります。数年間見られないので、今回の貴重な機会にぜひ観察してみて。

3月のムーンネームは「ワームムーン」。意味や由来は?

Matt Champlin / Getty Images

3月の満月は、ネイティブアメリカンの間で「ワームムーン」として親しまれています。ワーム(Worm)は英語で「芋虫」を意味しており、冬が終わって土壌が解け、土の中から芋虫やミミズが姿を現すことからそのように呼ばれているそう。古来、様々な神話において地中から現れる芋虫は、生まれ変わりや復活を象徴する存在とされてきたようです。

他にも、厳しい冬が終わり、カラスが鳴き声を上げながら飛び回る様子が、春の到来を告げるサインとされたことに由来して「クロウムーン(カラスの月)」、春の訪れとともに、メープルなどの樹木が地面から水分を吸い上げ、甘い樹液(サップ)を滴らせる時期であることから「サップムーン(樹液の月)」、キリスト教でイースター(復活祭)の準備期間である四旬節(レント)の期間中に現れる満月であることから「レンテンムーン」、日中に解けた雪が、夜の寒さで再び凍り、表面が硬い殻(クラスト)のようになった状態を指すことから「クラストムーン(堅雪月)」などと呼ばれています。

3月の星空の見どころは?

Darrian Traynor / Getty Images

3月2日の日の入り後、しし座の1等星レグルスが月に隠される「レグルス食」がほぼ全国で見られます。今回レグルスは満月直前の明るい月に隠されるため、肉眼では見えづらいかもしれません。

翌3月3日には、先述の通り「皆既月食」が起こります。東の空で18時50分に欠け始め、20時4分から約1時間、皆既食の状態となります。条件がよければ、日本全国でこの幻想的な光景を目にすることができるはずです。

また、東から南の空にかけては、しし座やおとめ座など春を代表する星座が姿を現します。春分の日の頃から、宵の南東の空に現れ始めるのが、しし座のデネボラ、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカを結んだ、「春の大三角」です(本格的な見頃は4月から)。冬の空からのどかな春の空へと移ろいゆく、季節のコントラストも観察してみましょう。

次の満月はいつ?

Vicki Smith / Getty Images

次の満月は2026年4月2日(木)で、最大になるのは11時12分頃。2026年のイースターの日付を決定する満月でもあります。4月の満月は「ピンクムーン」として親しまれているため、その意味や由来、観測ポイントなどもお伝えします。お楽しみに!

Text: Kaori Takeuchi
Photo:Getty Images

※この記事は2026年3月2日時点のものです。

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