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心霊現象より怖いハラスメントトラブル…「一緒に行く?」と女性を食事に誘っただけで人生が壊されかけた話【作者に聞く】

  • 2026.2.28
部長に「ご飯連れて行ってくださいよ〜」と何度もおねだりしていたマッサン。やっと声がかかり喜んでいたはずなのだが…。 ぷく子(@pukukoOL)
部長に「ご飯連れて行ってくださいよ〜」と何度もおねだりしていたマッサン。やっと声がかかり喜んでいたはずなのだが…。 ぷく子(@pukukoOL)

「飲みにいくぞ!」という一言が気軽だった時代から幾年月、ハラスメントへの意識が高まった現在。善意の誘いであっても、受け取り方ひとつで問題視されかねない難しい時代となった。本作は、男性上司が女性事務員に食事会の声がけをしただけで、セクハラとして人事に訴えられそうになった出来事を描くエピソード漫画だ。ほのぼのとした絵柄とは裏腹に、じわりと背筋が冷えるような展開が読者の心を揺さぶる。

善意の誘いが“危険案件”へ変わる瞬間

マッサンお気に入りの部長は男性の部下と食事によく行っていた ぷく子(@pukukoOL)
マッサンお気に入りの部長は男性の部下と食事によく行っていた ぷく子(@pukukoOL)
マッサンも一緒に行きたいと常々思っていたのだが… ぷく子(@pukukoOL)
マッサンも一緒に行きたいと常々思っていたのだが… ぷく子(@pukukoOL)
マッサン8_02-1 ぷく子(@pukukoOL)
マッサン8_02-1 ぷく子(@pukukoOL)

ある会社の事業所に勤めていた女性事務員・マッサン。本作は実話ベースのため、マッサンも実在の人物である。普段から部長に対して「ごはんに連れて行ってください~」と明るくおねだりしていたが、部長は「また今度ね」とやんわり流していたという。

ところが、しつこいお願いに根負けした部長が「みんなで食事に行くけど、一緒に行く?」と声をかけた数時間後、思いもよらない事態が訪れる。周囲の社員たちが「ヤバイな…」とざわついたという展開は、まさに日常の中のドラマだ。

えっ喜んでないの!? 不可解な行動に振り回される現場

作者のぷく子(@pukukoOL)さんによれば、マッサンは社内でも「お気に入り」と「そうではない人」への態度の差がはっきりしていた人物だったという。「はい、部長もお気に入りです。基本的には権力者が好きで、お気に入りと、そうではない人への態度は天と地ほど違うのでわかりやすいです」と語り、その振る舞いが周囲に与える影響の大きさを明かす。

また、なぜ食事の誘いがトラブルに発展しかけたのかについては、「それがマッサンの不可解なところで…。ツンデレというか、気分屋というか…。部長に食事を誘われたときも『本当ですかぁ?うれしいですぅ』と答えていたらしいんですけど」と振り返り、当事者でなくても戸惑ってしまう空気感を伝えた。

“怪談より怖い”現代の社内事情

現代の企業はハラスメントに対して非常に敏感で、一度問題として扱われれば評価や将来に大きな影響が出ることもある。本作は男性上司が中心のエピソードだが、男女問わず誰もが当事者になり得るテーマをが描かれているのだ。

ほのぼのした絵柄でありながら、善意と誤解の境界線の危うさを突きつける内容は、まさに“日常系ドラマ”。よかれと思ってかけた言葉が、思わぬ形で自分へ返ってくるかもしれない――そんな現代ならではの緊張感をユーモアとともに描き出した作品である。

取材協力:ぷく子(@pukukoOL)

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