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「女に営業は無理」取引先に言われた一言が重くのしかかった→1年後、最優秀営業賞を取った私に一本の電話が届いて...

  • 2026.2.28
ハウコレ

仕事をしていると、思いがけない言葉に傷つくことがあります。それが理不尽なものであればあるほど、心に深く残ってしまうもの。

今回は、ある一言をきっかけに自分自身と向き合い、ひたむきに歩み続けた女性のお話です。

忘れられない一言

営業職に就いて間もないころ、新規開拓のために一件の企業を訪問しました。緊張しながらも精一杯の準備をして臨んだ商談でした。

しかし、応対してくれた部長は私の話を聞こうともせず、開口一番こう言ったのです。「女に営業は無理。上司に代わってもらえる?」と。

何も言い返せないまま会社に戻り、一人で泣きました。悔しさと情けなさが入り混じって、涙が止まりませんでした。

積み重ねた日々

あの日の悔しさは、簡単には消えませんでした。けれど、泣いているだけでは何も変わらないことも分かっていました。それから、私はとにかく目の前の仕事に集中することにしたのです。

一件、一件の商談を丁寧に重ね、お客様の声に耳を傾け、信頼を少しずつ積み上げていきました。誰かを見返したいという気持ちよりも、自分自身に負けたくないという思いが、私を支えていたように思います。

届いた評価

そして1年後、私は全社の営業担当の中から最優秀営業賞をいただくことになりました。表彰式でのスピーチを求められたとき、少し迷いましたが、正直に話すことにしたのです。

「以前、女に営業は無理だと言われたことがあります」と。会場は息を呑むような空気に包まれましたが、続けて「その言葉があったから、今の私がいます」と伝えました。

恨みではなく、事実として。その様子は業界紙にも取り上げられました。あの経験が私を変えてくれたのだと、今は思えるようになっていたのです。

そして...

表彰式から一週間ほど経ったころ、一本の電話がありました。聞き覚えのある社名。電話の相手は、あの日の部長でした。「お宅に発注をお願いしたい」という内容。驚きましたが、動揺することはありませんでした。

「私が担当させていただきます」と落ち着いて答えました。あの日の悔しさを晴らしたいわけではありません。ただ、あのとき涙を流した自分に、胸を張れる自分でいたかったのです。これからも、自分のペースで、誠実に歩んでいこうと思っています。

(20代女性・営業職)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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