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同窓会の出欠LINEに「参加します!」と返したら「来なくていいよw」と返ってきた→10年後の同窓会で名刺を差し出されて...

  • 2026.2.28
ハウコレ

高校を卒業し社会人になったころ、同窓会の案内が届きました。久しぶりにみんなに会える。そんなささやかな期待を胸に返事をした私を待っていたのは、思いもよらない一言でした。

届いた出欠確認と、突き刺さったメッセージ

同窓会のグループLINEに出欠確認が届いたのは、社会人になって間もないころのこと。懐かしい名前が並ぶトーク画面を眺めながら、少し緊張しつつも私は「参加します!」と返しました。

ところが、すぐに幹事から届いた返信は信じられないものでした。

「え、あの子が来るの?来なくていいよw」

どうやら幹事同士のやり取りが、誤って私に届いてしまったようです。けれど、画面に表示されたその言葉は確かに本音でした。胸の奥がすっと冷たくなるのを感じながら、

何も言わず、身を引いた夜

言い返すことはしませんでした。怒りよりも先に、深い悲しみが込み上げてきたから。「自分は歓迎されていない」という事実が、じわじわと心に広がっていきました。

結局、同窓会には参加しませんでした。理由は誰にも話さず、何も言わずに欠席の連絡だけを入れたのです。保存したスクリーンショットは、スマホの奥にしまったまま。見返すことはなくても、消すことはできない。それが、あの夜の私にとって唯一の意地だったのかもしれません。

10年後、再びの同窓会

それから10年。私は自分なりに仕事に打ち込み、気づけば大手企業でプロジェクトリーダーを任され、業界紙にも取り上げられるようになっていました。そんなある日、LINEに一通のメッセージが届きました。

「○○高校の同窓会を企画しています。ぜひご参加いただけませんか?」

以前とは別の方からの案内でした。一瞬、あの日のスクリーンショットが頭をよぎります。けれど、10年という時間が私に少しだけ勇気をくれました。今の自分なら大丈夫かもしれない。そう思い、参加を決めたのです。

そして...

 同窓会の会場に足を踏み入れると、懐かしい顔ぶれが揃っていました。ありがたいことに、名刺交換を求める方が次々と声をかけてくださって、少し驚きながらも一人ひとり丁寧にお渡ししていきました。

しばらくすると、見覚えのある顔が近づいてきました。あの日「来なくていいよw」と送ってきた、あの幹事です。

「お久しぶりです!」

明るい声でそう言われた瞬間、10年前のあの画面がはっきりと蘇りました。不思議と怒りは湧きませんでした。ただ、なかったことにはしたくなかった。だから私は、できるだけ穏やかに、こう返しました。

「あ、お久しぶりです。10年前に"来なくていいよ"って言ってくれた方ですよね」

笑顔で伝えると、相手の表情がさっと変わりました。名刺を出しかけていたその手が止まり、何か言いたそうに口を開いたまま、言葉が出てこない様子でした。

あの夜の悔しさを飲み込んで歩いてきた10年間を、なかったことにはできなかっただけでした。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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