1. トップ
  2. 「ついにキター!」「NHKで1番好き」待望の“地上波 初放送”に巻き起こった熱狂

「ついにキター!」「NHKで1番好き」待望の“地上波 初放送”に巻き起こった熱狂

  • 2026.4.4

じっくりと心に残るアニメが観たい。そんなときに思い浮かぶのが、数々の名作を送り出してきたNHKアニメです。今回は、“一度は観たいNHK名作アニメ”を5本セレクトしました。

本記事ではその第2弾として、『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』(東映)をご紹介します。FRUITS ZIPPERと中田ヤスタカさんがタッグを組んだエンディング主題歌が起用され、2026年3月29日にNHK Eテレで待望の地上波初放送された一作です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

undefined
Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』(東映)
  • 公開日:2025年3月20日

「アイドルコンテストから消えた親戚を探してほしい」と、コアラちゃん(CV:小橋里美)から依頼を受けたおしりたんてい(CV:三瓶由布子)。コンテスト会場のスターダス島は、国際的な犯罪組織である“かいとうアカデミー”の本部があり、“ダークエイジ計画”が進められている場所でした。おしりたんていは、ワンコロけいさつのマルチーズしょちょう(CV:渡辺いっけい)から捜査を協力してほしいと依頼を受け、アイドルになりスターダス島へと潜入します。

その頃、かいとうU(CV:櫻井孝宏)もスターダス島の地下に潜むアカデミーの本部に迫っていました。かいとうアカデミーのボス・かいとうG(CV:大塚芳忠)から、秘石“月光石”を取り返しに来たのです。おそるべき陰謀を止めるため、おしりたんていとかいとうUは一時的に協力することになります。

因縁の2人が“まさかの共闘”

『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』の見どころは、いつもの痛快な謎解きに加えて、おしりたんていとかいとうUが“まさかの共闘”を果たす特別感にあります。これまで対立してきた探偵と怪盗が手を組む姿は、それだけで物語にぐっと厚みをもたらし、子ども向けの楽しさのなかに、宿命の相手だからこその信頼や駆け引きも感じさせます。加えて、失踪事件と世界を揺るがすダークエイジ計画が結びついていく展開には、シリーズ映画らしいスケールの大きさがあるのです。

潜入捜査のため、おしりたんていたちがアイドルとして活動するユニークさも印象的です。シリアスな陰謀劇、宿命とのタッグ、そして華やかなエンタメ性が気持ちよく同居しているのが、本作の魅力になっています。おしりたんていらしい親しみやすさを醸し出しながら、映画ならではの意外性もしっかり味わえる作品です。

NHK Eテレで“地上波初放送”が話題に

『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』は、トロル先生による原作『おしりたんてい かいけつ!かいとうアカデミー スターサイド』と『おしりたんてい かいけつ!かいとうアカデミー ムーンサイド』の刊行と同時期に公開されました。かいとうアカデミーとの最終決戦には、アニメオリジナルの要素が追加されており、原作ファンも楽しめる内容になっています。

エンディング主題歌を担当したのは、アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが歌う『KawaiiってMagic』です。FRUITS ZIPPERは『わたしの一番かわいいところ』『NEW KAWAII』などの楽曲がSNSを中心に高い人気を得ており、第65回日本レコード大賞で最優秀新人賞、第66回日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞しました。作中でFRUITS ZIPPERのメンバーが声優に初挑戦している点も見逃せません。

さらに、『KawaiiってMagic』の作詞・作曲・編曲を担当したのは、CAPSULEの中田ヤスタカさんです。中田さんはPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅさんなどをプロデュースしているほか、アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌『新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)』をAdoさんに楽曲提供したことでも話題を呼びました。そんな中田さんが手がけた『KawaiiってMagic』は、ポップでキュートな楽曲になっており、児童書から生まれた本作の世界をキラキラと彩っています。

『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』は、2026年3月29日午後4:00よりNHK Eテレで地上波初放送され、SNSでは「待ってました!」「ぜひ観てほしい」「映画の中でも一番お気に入り」「ついにキター!」「NHKで1番好き」と、喜びの声があがりました。待望の地上波放送が実現し、称賛の声が相次いだ本作。機会があれば、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari