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「NHK最高峰」「1番好き」28年目に突入した『国民的アニメ』“予想外のお知らせ”に→「まさかの…」ファン騒然のワケ

  • 2026.4.3

じっくりと心に残るアニメを観たい。そんなときに思い浮かぶのが、数々の名作を送り出してきたNHKアニメです。今回は、“一度は観たいNHK名作アニメ”を5本セレクトしました。

本記事ではその第5弾として、「NHK最高峰」「1番好き」と称される、アニメ『おじゃる丸』(NHK Eテレ)をご紹介します。2026年3月30日より新たに第29シリーズが放送開始され、これまで演歌からアニソンまで幅広く歌ってきた氷川きよしさんがエンディングテーマを務める一作です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『おじゃる丸』(NHK Eテレ)
  • 放送期間:1998年10月5日~現在放送中

千年前、ヘイアンチョウの妖精界に、妖精貴族の雅な子ども・坂ノ上おじゃる丸(CV:西村ちなみ)がいました。ある日、“エンマ大王(CV:小村哲生)のシャク”を手に入れたおじゃる丸。そして、エンマ大王から逃げるうちに“月の穴”に落ちてしまい、月光町にたどり着きます。

月光町を気に入ったおじゃる丸は、小学生・カズマ(CV:渕崎ゆり子)と出会い、彼の家で暮らすことに。シャクを取り返そうとやってきた子鬼トリオや、変わり者の多い町の人々も巻き込み、愉快でにぎやかな日常が繰り広げられます。

長寿アニメならではの“安定感”と“色あせない魅力”

アニメ『おじゃる丸』の見どころは、肩の力を抜いて見られるやわらかな空気の中に、笑いとキャラクターの描き方の巧みさが溶け込んでいる点です。平安らしい優雅さと現代の生活感、わがままで愛らしいおじゃる丸と、真面目でやさしいカズマという対比が、ドタバタ劇に味わいをもたらしています。

さらに、日常の機微だけで1本の物語を成立させる構成力は、NHKアニメ屈指の名作と称される完成度に繋がっています。おじゃる丸の勝手ささえどこか憎めないユーモアへと変わるのは、周りのキャラクターも一人ひとりていねいに描かれているからでしょう。電ボ(CV:佐藤なる美)の恋に一喜一憂したり、月光町の住人たちのすこしズレたやさしさに笑ったりするうちに、視聴者はこの世界を好きになっていくはずです。

小さな子どもにはわかりやすい楽しさを、大人には言葉の妙や間の面白さを届けてくれる懐の深さも魅力。長く放送が続いてきたからこその安定感を持ちつつ、独自の設定と普遍的なキャラクターには、今なお新鮮味があります。アニメ『おじゃる丸』は、まったりとした時間の中にやさしさや可笑しさが詰め込まれた、完成度の高い作品だと言えるでしょう。

新シーズンのEDテーマは氷川きよしさんが担当

アニメ『おじゃる丸』はNHK初のデジタル制作アニメであり、第3回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞しています。1998年10月5日より放送開始されシリーズを重ねてきた本作は、2026年3月30日より第29シリーズがスタートしました。新シリーズの開幕についてSNSでは「新しいおじゃる丸!?」「ワクワクする」「楽しみですっ」との声が。

第29シリーズのエンディングテーマは、氷川きよしさんが歌う『旅でござんす おじゃる丸』が担当しています。歌詞にはアニメ『おじゃる丸』にちなんだ地名がちりばめられており、どこか懐かしさを感じる演歌調の楽曲になっています。さらに氷川さんは、エンディング映像でアニメのキャラクターとして描かれ、新シリーズ内の“なにかのお話”でも登場する予定です。この予想外のお知らせに「まさかの…」「びっくり」など驚きの声が続々。

氷川さんと聞いて、まず演歌歌手としての姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。一方で、彼はこれまでにアニメ主題歌も歌ってきました。アニメ『ドラゴンボール超』のオープニングテーマ『限界突破×サバイバー』で、氷川さんは初めてアニソンに挑戦します。その後、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のオープニングテーマ『ゲゲゲの鬼太郎』とエンディングテーマ『見えんけれども おるんだよ』に加え、『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』のエンディングテーマ『Party of Monsters』を歌唱してきたのです。

“旅”をテーマにした『旅でござんす おじゃる丸』は、氷川さんが歌う新たなアニソンとして、きっとアニメ『おじゃる丸』とともに親しまれていくでしょう。本作を彩るエンディングテーマとあわせて、新シリーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari