1. トップ
  2. 「別格だな」「ただただ天才」主演じゃなくとも“異彩を放つ”朝ドラ女優…「とんでもない映画」“史上初の快挙”を成し遂げた異色作

「別格だな」「ただただ天才」主演じゃなくとも“異彩を放つ”朝ドラ女優…「とんでもない映画」“史上初の快挙”を成し遂げた異色作

  • 2026.3.31

世界中の映画ファンを熱狂させている日本映画。その長い歴史の中には、これまでの常識を覆し、誰も成し遂げられなかった「史上初」の金字塔を打ち立てた特別な作品があります。今回は、そんな“日本映画史上「初」の快挙を成し遂げた作品”5本をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2026年公開の映画『禍禍女』(K2 Pictures)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“日本映画史上「初」の快挙を成し遂げた作品”映画『禍禍女』

undefined
「キラチャレ2025」決勝大会 髙石あかり   (C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『禍禍女』(K2 Pictures)
  • 公開日:2026年2月6日

あらすじ

美術大学に通っている上原早苗(南沙良)は、ある日、上半身をあらわにしていた同級生の増村宏(前田旺志郎)を目にしたことで、恋心を抱きます。1つのきっかけから早苗は増村に話しかけ、次第に2人の距離を縮めていきました。しかし、彼女の純粋で真っすぐな恋心は、少しずつ悪い方向へと膨らんでしまいます。その想いはやがて暴走を始め、狂気をはらんだものへと変貌を遂げていくのでした―。

映画『禍禍女』の見どころ※ネタバレあり

映画『禍禍女』は、男性に取り憑いて眼球をえぐり抜くという凄惨な怪異を描きながらも、復讐劇やミュージカル、さらには特殊な性癖の描写までもが入り乱れる、極めて異質なホラー作品です。恋愛の執着を超えたドス黒い闇が渦巻く物語は、観客の予想を遥かに超える方向に突き進んでいくため、そのあまりにシュールで混沌とした展開についていけない層も一定数存在しているようです。理屈を超えた狂気と独創性が融合するストーリー構成は賛否を呼びました。

しかし、その混沌とした世界観を成立させているのは、豪華な出演陣による妥協のない熱演に他なりません。イメージをぶち壊していく圧巻の演技を披露した南沙良さんや、体当たりの演技で新境地を見せる前田旺志郎さんなど、実力派たちが惜しげもなく個性を爆発させています。

特に、SNS上で「別格だな」「あまりにも最高すぎた」「素晴らしい演技」「ただただ天才」「圧倒的存在感」と称賛されているのは、連続テレビ小説『ばけばけ』で名演を見せた髙石あかりさん。髙石あかりさんのパフォーマンスは、作品の魅力を一層引き立てています。実力派キャストたちの圧倒的な表現力と怪異がもたらす恐怖の融合が、中毒性の高い映像体験を実現しました。

「天才すぎ」お笑い芸人の枠を超えた“映像作家”の誕生に世界が戦慄

ゆりやんレトリィバァ監督という異色の才能が世に放った映画『禍禍女』。既存のホラーやスリラーの概念を根底から覆すような、あまりに過激で毒々しい映像表現は、観客の倫理観や平衡感覚を激しく揺さぶりました。SNSでは「狂気の突き抜けっぷりが凄すぎ!」「あちこちネジが狂っている」「とんでもない映画」といった声が数多く寄せられており、全編を貫く不穏な空気と予測不能な展開に魅了される人が続出しています。

その衝撃は海を越え、世界各地の主要映画祭をも席巻しました。イタリアで開催された「第8回モンスターズ・ファンタステック映画祭」での最優秀作品賞受賞をはじめ、「第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭」では観客の熱狂的な支持を得て観客賞を獲得。さらに、「第45回ハワイ国際映画祭」では、ハレクラニ・ヴァンガード・アワードを授与されるなど、異例の快挙を次々と成し遂げています。快進撃は止まることを知らず、「第62回台北金馬映画祭」では、日本人監督として史上初となるNETPAC賞を受賞するという歴史的な偉業を達成しました。SNSでは「天才すぎ」「素晴らしい快挙」と、その溢れる才能に驚嘆するレビューが溢れています。

映画『禍禍女』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“禍々しさ全開の恋模様”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です