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マツダCX-80と同価格、新型輸入SUVが“600万切りで21インチ装備”?自動車税も年2万7千円お得なワケ

  • 2026.4.8
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出典元;PIXTA(画像はイメージです)

家族で乗れる3列シートの大型SUVを探しているけれど、価格や維持費で悩んでいる方に朗報です。2026年2月に登場した新型プジョー5008ハイブリッドが、今新しい選択肢として注目を集めています。

輸入車はお金がかかるというイメージを覆し、実は競合となるマツダCX-80のハイブリッドモデルとほぼ同等の価格帯でありながら、驚くほど充実した装備を備えているのです。

今回はこの魅力的な新型車の実力を、ライバルとの比較を交えてご紹介します。

日常に寄り添う、フランス発の新型車が持つ実力

輸入車の大型モデルと聞くと、どうしても手の届きにくい憧れの存在というイメージをお持ちではないでしょうか?しかし、新型プジョー5008ハイブリッドは洗練された外観を持ちながらも、私たちの日常にしっかりと寄り添ってくれる実用性の高さと、割安と言われている価格が魅力となっています。具体的にどれほど現実的な予算で検討できる車なのかをひもとく前に、まずはこの車がどのようなパッケージングを備えているのかを見ていきましょう。

新型プジョー5008のボディサイズは全長4,810ミリ、全幅1,895ミリ、全高1,735ミリとなっており、堂々とした存在感を持ちながらも日本の街中で扱いやすい大きさで作られています。車内には3列シートを備えており、最大で7人が乗車できる空間が確保されています。

さらに注目したいのは、この大きなボディを走らせるメカニズムです。排気量1.2リットルの3気筒ターボエンジンに最高出力16kWのモーターを有するマイルドハイブリッドシステムを組み合わせており、WLTCモード燃費で18.4km/Lという優れた数値を達成しています。大柄な車体でありながら、実は、最新のエコカーとしての高い実力も兼ね備えているのです。

構造から見えてくる街乗りラージSUVのライバルとは

これほど堂々としたサイズの大型SUVを国内で探すとなると、トヨタのランドクルーザー300や250などを候補に挙げる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これらの車種は強靭なラダーフレームという骨組みを持ち、過酷な悪路を走り抜くための本格的なクロスカントリー車です。

対して、新型プジョー5008は一般的な乗用車と同じモノコック構造を採用しており、舗装された市街地での快適な乗り心地や、日常の扱いやすさを主眼に置いています。

同じように街乗りや家族での長距離移動を目的とした、モノコック構造の3列シートSUVという条件で日本の市場を見渡すと、マツダのCX-80が最大のライバルとして自然に浮かび上がってきます。CX-80のボディサイズは全長4,990ミリ、全幅1,890ミリ、全高1,710ミリと、新型プジョー5008に非常に近い寸法を持っているため、まさに直接的な比較対象になると言えるでしょう。

ここからは、このよく似たパッケージングを持つ両車を比較しながら、新型プジョー5008ハイブリッドのさらなる魅力に迫っていきます。

国産ハイブリッドと同価格帯でありながら、破格の装備内容

冒頭でも触れたとおり、新型プジョー5008ハイブリッドの最大の魅力は、その充実した装備に対して破格とも言える価格設定にあります。マツダCX-80のハイブリッドモデルは、3.3リットルの大排気量ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせた仕様となっており、スタート価格は約582万円に設定されています。これに対して、新型プジョー5008ハイブリッドのスタート価格は581万円となっており、両者はほぼ同じ価格帯に位置していることがわかります。

ここで驚くべきは、輸入車であるプジョー5008がこの581万円という価格で提供している標準装備の圧倒的な内容です。

たとえば運転席に座ると、視界に飛び込んでくるのは21インチという巨大なパノラミックカーブドディスプレイです。マツダCX-80に搭載されている12.3インチのディスプレイも十分に立派ですが、プジョー5008の先進的で圧倒的なサイズ感は、この価格帯の車としては破格の装備といえます。

さらに、対向車を眩惑しないマトリックスLEDヘッドライトや19インチの専用アルミホイール、そして両手が塞がっていても足元で開閉できるハンズフリー電動テールゲートといった、通常であれば数万円から数十万円の高額なオプションとして設定されるような装備が、すべて最初から標準で組み込まれています。インターネット上のレビューを見ても、これだけの先進装備と上質なインテリアが揃っていて600万円を切っているのは信じられないという驚きの声が多く見受けられます。

国産車と変わらない価格帯でありながら、輸入車ならではの豪華なフル装備を後付けの追加費用なしで満喫できるというコストパフォーマンスの高さが、大きな注目を集めている理由と考えられます。

毎年の税金や日々の燃料代から考える新しいクルマ選び

車両本体のコストパフォーマンスに加えて、購入後の税金や燃料代といったリアルな維持費についても見ていきます。新型プジョー5008は1.2リットルの小排気量エンジンを搭載しているため、毎年の自動車税は3万500円で済みます。対するマツダCX-80は3.3リットルエンジンのため、自動車税は年間5万7,000円かかり、固定費の面でもプジョー5008にメリットがあるといえるでしょう。

一方で、日々の燃料代については異なる視点が必要です。プジョー5008がガソリンを使用するのに対し、CX-80は単価の安い軽油を使用します。カタログ燃費はプジョー5008がWLTCモードで18.4km/L、CX-80が19.0km/Lとほぼ同等ですが、ガソリンと軽油の価格差を考慮すると、実際に走るための燃料代はCX-80の方が安く済む可能性が高いでしょう。

ここまでハイブリッドモデルを中心にお話ししてきましたが、ハイブリッドというシステムにこだわらず、とにかく初期費用を最優先に考えたいという方には、マツダCX-80の純ディーゼルモデルという強力な選択肢も存在します。こちらはハイブリッド機構を持たない代わりに、475万9,700円から購入が可能であり、初期費用の面では圧倒的です。用途や優先順位によっては、国産の強みを生かしたこちらのモデルも十分に検討する価値があります。

これまで、エコで現実的な予算の3列シート大型SUVといえば、国産車に選択肢が限られているような印象がありました。しかし、新型プジョー5008ハイブリッドが登場したことで、輸入車特有のデザイン性を持ちながら、破格の装備内容と手頃な固定費を両立するという全く新しい選択肢が市場に持ち込まれました。

圧倒的な装備の充実度と税金の安さを取るか、それとも軽油による日々の燃料代の安さを取るか。ご自身の年間の走行距離やライフスタイルに合わせて、ぜひ新しい車選びの候補としてじっくりと比較検討してみてはいかがでしょうか。



ライター:Masaki.N
自動車メーカーで車体開発エンジニアとして設計・先行開発に携わった後、マーケティング/市場リサーチ領域で商品導入・訴求設計にも従事。さらに自動車サブスク系ITベンチャーでマーケティングを担当し、ユーザー視点のコミュニケーション設計を経験。現在は自動車ライターとして、新車情報、技術解説、モデル比較、中古車相場、維持費、業界動向まで幅広く執筆。SEO記事・コラム・インタビューなど媒体横断で制作し、専門知識を生活者の言葉に翻訳して「買う/持つ」の判断を支援します。加えて、カスタムを含む実車取材・体験を通じて得た一次情報を記事に落とし込み、机上の知識にとどまらない“現場感”のある解説を強みとしています。


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