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世界で最も「所属している生え抜き選手の価値が高い」育成王クラブTOP5

  • 2026.2.23

優れたアカデミーがなければ、どんなサッカーチームも完成しないものだ。ユースが数多くの才能を輩出すれば、トップチームを下支えする存在になり、さらに収益源にもなる。また、地元のファンの情熱を引き付けるための素にもなる。

今回は『Give Me Sport』がまとめた「世界で最も所属している生え抜き選手の価値が高い」クラブのランキングをご紹介する。

5位:アーセナル

現在契約しているアカデミー出身者:9名

現在契約している主なアカデミー出身者:ブカヨ・サカ、マイルズ・ルイス=スケリー、トミー・セットフォードなど

総市場価値:2億400万ポンド(およそ426億円)

アーセナルは今、世界で最も強いチームの一つとしての評価を取り戻しつつあるが、その要素の一つがアカデミー出身者の台頭であろう。一時期はやや低迷していたものの、このところは再び育成の納涼を高めているクラブだ。

マイルズ・ルイス=スケリーとブカヨ・サカはその筆頭と言えるような存在であり、いまや世界屈指の若手選手といえる。

4位:レアル・マドリー

現在契約しているアカデミー出身者:11名

現在契約している主なアカデミー出身者:ゴンサロ・ガルシア、ラウール・アセンシオ、フラン・ガルシアなど

総市場価値:2億2200万ポンド(およそ464億円)

レアル・マドリーの育成組織は、世界で最も悪名高いアカデミーの一つかもしれない。各国から若いタレントを呼び寄せているが、その一方であまり成功を収められない選手も多い。

ただその一方、レアル・マドリーのトップチームには依然として11名が所属しているほか、卒業生がスペインや各国のプロチームでプレーしており、その影響力は大きい。

3位:バイエルン・ミュンヘン

現在契約しているアカデミー出身者:16名

現在契約している主なアカデミー出身者:ジャマル・ムシアラ、アレクサンダル・パヴロヴィッチ、レナルト・カールなど

総市場価値:2億4600万ポンド(およそ514億円)

ドイツ・ブンデスリーガの盟主であるバイエルン・ミュンヘンは、国内屈指の育成組織でもあり、そのリザーブチームやアマチュアチームにも多くのタレントがいる。

現在トップチームに所属しているジャマル・ムシアラはアカデミー選手を代表するような存在であるが、実際のところ彼はユース時代の殆どをチェルシーで過ごしており、バイエルン・ミュンヘンの下部組織では1年しかプレーしていない。

2位:マンチェスター・シティ

現在契約しているアカデミー出身者:16名

現在契約している主なアカデミー出身者:ジェームズ・トラッフォード、ニコ・オライリー、フィル・フォーデン、リコ・ルイスなど

総市場価値:2億4800万ポンド(およそ520億円)

ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いているマンチェスター・シティ。アブダビマネーを使った大型補強が印象的なクラブであるが、その一方でアカデミー出身者も数多く存在している。

現在トップチームの中心的な役割を果たしているフィル・フォーデンやリコ・ルイスが代表的な選手と言えるが、チェルシーに流出したコール・パーマーもマンチェスター・シティで育ったプレーヤーである。

1位:バルセロナ

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

現在契約しているアカデミー出身者:22名

現在契約している主なアカデミー出身者:ラミン・ヤマル、アレハンドロ・バルデ、パウ・クバルシ、ガビなど

総市場価値:6億3900万ポンド(およそ1335億円)

かつてシャビ、セルヒオ・ブスケツ、アンドレス・イニエスタ、そしてリオネル・メッシといった伝説を生んだこの育成組織から、新たな怪物が誕生した。神童ラミン・ヤマルだ。

すでに世界最高に高まっているヤマルの市場価値は、CIES(国際スポーツ研究センター)の算出によれば、なんと2億9000万ポンド。一人で総市場価値の半分近くを占める。さらに驚くべきは、カンプ・ノウに名を連ねる他のアカデミー出身者21名の価値を合わせると、さらに3億4900万ポンドもの上積みがされるという。

これほどの逸材を次々と育て上げるだけでなく、流出させることなくトップチームに定着させているバルセロナ。若き才能を信じ、重用し続けるその伝統と姿勢には、改めて脱帽するしかない。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)

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