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生粋のドローヒッターの柏原明日架!巧みなテクニカルスイングを解説

  • 2026.2.23

若手の活躍が目覚ましい女子ツアーだが、今季はしばらくぶりの復活優勝者も多い!

努力を重ね、自身の“持ち味”を生かして再び栄光をつかんだスイングの強さを解説する。

【柏原明日架】生粋のドロースイング 弱みを消した巧みなテクニカルスイング

生粋のドローヒッターの柏原明日架!巧みなテクニカルスイングを解説
アドレス~バックスイング【Point】早い段階で手首をヒンジ(写真右)

前出の渡邉選手との身長差は1センチと、女子プロのなかでは背の高い選手。しかし、アドレスの印象は大きく異なります。柏原選手は前傾が深く手元が低いため、構えたときのシャフトプレーンはフラットになっている。

バックスイングでは早い段階でヒンジ動作が入り、フェースは閉じる方向に動く。ボールがつかまりやすいので、ダウンスイングでインサイド・アウト軌道に振っていく準備とも考えられます。

生粋のドローヒッターの柏原明日架!巧みなテクニカルスイングを解説
トップ~切り返し【Point】トップはレイドオフヘッドが手より低い位置に垂れている(写真左)

トップポジションはややレイドオフで、ヘッドが垂れた状態。切り返しで地面に向かって手元が動きはじめると、その反作用でヘッドが上昇します。もともと手首のヒンジを取り入れているためフェースは閉じており、アウトサイド・イン軌道になるとヒッカケが出てしまいます。

切り返し以降に側屈することでインサイド・アウト軌道の要素を追加し、そのリスクを解消している。アドレス時よりも前傾角度が浅くなり、上体が立って見えるのはそのためです。

生粋のドローヒッターの柏原明日架!巧みなテクニカルスイングを解説
ダウンスイング~インパクト【Point】側屈が入り、クラブがオンプレーンで下りてくる(写真左)

インサイド・アウト軌道を意識すると、この段階で右腕よりも低い位置をシャフトが通ってしまうことがあり、プッシュアウトやチーピンといったミスを招きやすい。しかし、柏原選手の場合は腰の右側が高く維持されているため軸が倒れすぎず、クラブが過度なアンダーからは入りません。

インパクトでは体がターゲット方向へ向いていて、クラブが遅れてくるので右ヒジはやや曲がった形となります。

生粋のドローヒッターの柏原明日架!巧みなテクニカルスイングを解説
フォロースルー~フィニッシュ

ドローヒッターらしく、後方のこのアングルからグリップエンドが見えています。逆にフェードヒッターの場合は、手元がこの段階で体に隠れていることが多いです。フェースも背骨のラインに対してクロスしているので、やや閉じながらクラブを振り抜いているのがわかります。

フィニッシュでは少し体を起こし、腰への負担を軽減させているところもアマチュアに参考にしてほしいポイントです。

【神ワザPoint】

注目すべきは切り返し以降の動き。トップで垂れたクラブヘッドが切り返しで1度持ち上がるが、側屈とのちょうどいいバランスによって、理想的なスイングプレーンを保ってクラブが下りてくる。

いかがでしたか。柏原明日架選手のスイングをぜひ参考にしてください!

柏原明日架
●かしわばら・あすか/1996年生まれ、宮崎県出身。171cm。7歳でゴルフをはじめ、アマチュア時代から頭角を表す。2014年にプロ転向し、19年に「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で初優勝、同年2勝目をあげる。2025年「NEC軽井沢72」で6年ぶりの3勝目。長身を活かしたダイナミックなスイングが武器。富士通所属。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。“アッキー”の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

写真=小林 司、渡辺義孝
撮影トーナメント=Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント
※選手の成績やデータは10月11日現在

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