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テレワーク時代の「守秘義務」。カップルはどう向き合ってる?

  • 2026.2.18

テレワークが一般的になり、出社と在宅を組み合わせたハイブリッドな働き方を導入する企業も増えています。ふたり暮らしで在宅勤務日が重なった時、オンライン会議の声が聞こえたり、パートナーのPC画面や資料がふと目に入ったり……という場面も珍しくなくなっています。そこで気になる「守秘義務」は、もはや特別なルールというより、暮らしの中で向き合うテーマのひとつ。ここではテレワーク時代の仕事や距離感について考えます。

テレワークが一般的になって気になり始めた守秘義務

在宅勤務が日常になると、仕事と私生活の境界線は想像以上にあいまいになります。

オフィスであれば自然に守られていたパートナー同士の仕事での距離が、生活空間においては自分たちで整えなければならなくなるからです。

同じ家でそれぞれが仕事をしていると、「どこまでが共有していい情報なのか」が見えにくくなるもの。聞くつもりはなくても耳に入るオンライン会議の声、見るつもりはなくても自然と視界に入ってくるPC画面。

特別なことではなく、在宅勤務が重なればよくあるシーンです。

これまで会社という場が担っていた「社外秘」「部外秘」といった当たり前の意識が、テレワークでは暮らしの中に入り込んでくる......だからこそ、“守秘義務”が急に現実味を帯びて感じられるのかもしれません。

共働きカップルがしている具体的な工夫

では、在宅勤務が重なったとき、共働きカップルはどんな工夫をしているのでしょうか。

たとえば、オンライン会議の時間が重なる日は、あらかじめ仕事をする場所を分けるという方法。

リビングと寝室など、物理的に距離を取るだけでも、声や画面への意識はぐっと減ります。

イヤホンやヘッドセットを前提にしているという声も多く聞かれます。会議の内容が外に漏れないだけでなく、互いの集中力を保つことにもつながるからです。

PC画面は相手から見えない向きに配置する、仕事用の資料は決まった場所にまとめておく、といった小さなルールを設けているケースも。視界に入らないだけで、余計な気遣いが減ることもあるでしょう。

また、重要な打ち合わせがある時や会議が続く時は、あらかじめスケジュールを共有しておくという方法も◎。細かな管理というより、「今は仕事モード」というサインを出し合う感覚に近いのかもしれません。

どれも特別な対策というより、暮らしの中で少しずつ整えていく工夫です。完璧を目指すのではなく、無理なく続けられる形を探っていくといいでしょう。

大切なのは「ルール」ではなく「前提の共有」

ふたりの生活空間において、具体的な工夫は大切ですが、それ以上に意識したいのが「前提の共有」です。

生活空間で仕事をしている以上、守秘義務を100%完璧に守るのは現実的ではありません。

声が聞こえる時もあれば、画面が目に入る時もある。だからこそ、「見ないようにする」「聞かないようにする」といった細かなルールだけに頼るのではなく、お互いの仕事をどう捉えているか、といったことも大切な要素となります。

たとえば、
・お互いの仕事はそれぞれに大切なものという前提を持つ
・自分の仕事の方が忙しい、自分の仕事の方が重要だ、といった優先順位を無意識につくらない

そうした姿勢があるだけで、守秘義務は「義務」というよりも、信頼の延長として位置づけられていくからです。

完璧な管理ではなく、互いへの“敬意”とその認識が共有されているかどうかが、テレワーク時代の守秘義務を支える土台になるのかもしれません。

テレワーク時代の守秘義務は、暮らしの中で調整していくもの

テレワーク時代の守秘義務は、特別な規則というより、暮らしの中で少しずつ形づくられていくものなのかもしれません。

もちろん、それぞれが所属する組織での守秘義務を厳守することが大前提ですが、仕事上で扱う情報は、個人の判断だけで共有できるものではありません。その意識があってこそ、在宅での工夫も意味を持ちます。

パートナーと在宅勤務が重なる時の距離の取り方や、声のボリューム、資料の置き場所。

最初からうまくいくとは限らず、戸惑う場面もあるでしょう。

それでも、その都度話し合い、少しずつ整えていくことで、自分たちなりのバランスが見えてきます。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、「お互いの仕事を尊重する」という姿勢を持ち続けること。

守秘義務はふたりの間だけで完結するものではなく、それぞれの職場や関係者への責任の上に成り立っています。

仕事と暮らしが同じ空間にある今だからこそ、前提を共有しながら調整していくその積み重ねが、テレワーク時代の適切な距離感をつくっていくのかもしれません。

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