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【2026春夏トレンド】 ハーフジップ・ルネサンス礼賛! シンプル&高見えスエットが新常識

  • 2026.2.17
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冬→春のスイッチシーズン、スエットシャツは決して珍しいアイテムではない。しかし今、ある特定のスタイルが注目を集めており、ハイファッション界からも熱い視線を浴びている。それはずばり、“ハーフジップ(クォータージップ)”だ。ノンシャランなムードと、カジュアルとラグジュアリーを融合させる絶妙なバランス感を併せ持つこのアイテムは、親しみやすさと「きちんと感」を同時に叶えてくれる優秀デザイン。

2025年12月、NYで開催された「シャネル」2026年 メティエダール コレクションにて、サブウェイを舞台にファーストルックを華々しく飾ったハーフジップトップス。これをきっかけに、ハーフジップは他のアスレジャーウェアとは一線を画す存在となった。今や、洗練された社交界やセレブリティの間でも、完全にアリ!(むしろ推奨されるスタイル)へと昇格したのだ。

「シャネル」2026年 メティデダール コレクションより。 courtesy of Chanel

オフランウェイでも、TikTokではジェイソン・ギャムフィやリチャード・マイナーらがこの「ハーフジップ・ルネサンス」を牽引。ファッション評論家たちを含め、多くの人々がこのトレンドに続々と飛び乗っている。

レイヤードの無限の可能性

このスマートカジュアルな一着には数え切れないほどの魅力があるが、その最たるものがレイヤードの無限の可能性にある。オフィスで過ごす日には、襟元からシャツとタイをのぞかせてクリーンに。また、コーヒーを買いに出るようなリラックスした休日シーンではタートルネックをチラ見せさせる。そうすることで、TPOや温度調節を保ちながら、着る人のスタイリング力を存分にアピールできる。それは言い換えれば、着心地はスエットなのに、見た目はきちんとしていてスタイリッシュ」ということ。これこそが、私たちが求めていた究極の最適解だと言える。

またネットの一部のコメントでは、このジップアップ・スエットの再燃を一種の「景気指標」と捉える動きもある。その理由は、ボタン留めのウェアは、ディテールや素材、手仕事の余地が多く、結果として価格が高騰しがち。対してジッパー仕様は、価格のピラミッドにおいてより手頃に仕上げることができるからだ。

一方で、このトレンドの要因をファスナーが持つミニマルなムードに求める声もある。寒いの日に服を着込むという、時に煩雑になりがちなルーティンの中に、ジッパーの直線的なラインが秩序をもたらす効果があるのも事実だ。

Edward Berthelot / Getty Images

メンズからの潮流がウィメンズを席巻!

トレンドの背景が何であれ、デザイナーたちがこの流れに賛同しているのは間違いない。NYからミラノ、パリまで、あらゆるコレクションのランウェイでこのアイテムが登場した。中でも特筆すべきは「ミュウミュウ」だ。2026年春夏コレクションでは、ハーフジップを何枚も重ねた“ラザニア”のようなレイヤードスタイルを披露し、世界中のファッションラバーを虜にした。

「ミュウミュウ」2026年春夏コレクションより。 courtesy of miumiu
「ミュウミュウ」2026年春夏コレクションより。 courtesy of miumiu

またメンズショーでは、を参考にすれば、私たちは幸運に恵まれていると言えるでしょう。「ドリス ヴァン ノッテン」、「ジョルジオ アルマーニ」、「エルメス」、そして「ルイ・ヴィトン」といった、名だたるメゾンがこぞってハーフジップを投入。これが2026年秋冬のウィメンズコレクションでも、ハーフジップがあふれんばかりに展開される確かな予兆となっている。

春っぽいカラーに心を奪われるか、あるいはミニマルなベーシックカラーを追い求めるか――いずれにせよこのトレンドの定番アイテムは、冬→春のスイッチシーズンに驚くほど幅広い着回しを約束してくれるはず!

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