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「保護者と学校の距離」が全く違う? フランスとアメリカで異なる点を専門家が解説。

  • 2026.2.20

子育て専門のジャーナリストでポッドキャスト「Kids」のプロデューサーを務めるベンジャミン・ミュラーが、インスタグラムの投稿で米国とフランスの教育の違いについて明かしている。

photography: Inside Creative House / Getty Images

カリキュラムや資金、クラスの規模......。アメリカとフランスの学校の違いについて考えるとき、多くの人はこうしたものを思い浮かべるだろう。だが、子育て専門のジャーナリストのベンジャミン・ミュラーは、家族とともにカリフォルニアに移住し、他の違いを見つけた。アメリカですべてを動かすのは教科書や教師ではない。「親」たちだ。

2025年8月27日のインスタグラムアカウントへの投稿で、ミュラーはただ送り迎えをするだけでは終わらない家族の姿への驚きを語っている。「ここでは、親はあらゆることに携わっている」という。

親の関心が状況を変える

ミュラーは2019年の全米教育統計データセンター(NCES)のデータを紹介する。10人の保護者のうち6人が教室でボランティア活動を行い、8人が少なくとも1回の遠足に付き添っているという。

さらにミュラーは、最近の保護者会での印象的な出来事を振り返る。そこでは子どもたちの遅刻や素行、成績についてではなく、親の役割について──教師の役割と競うのではなく補完するもの──について語られている。すなわち、教師は教育法があるが、「親は励まし、共感、親切を」ということだ。

幼い頃からの結びつき

その後、教師はバスケットボール界のレジェンド、コービー・ブライアントのインタビュー映像を流したという。両親から受け続けた励ましが、いかに自分をより優れた選手に、そしてより幸せな人間にしてくれたかが語られている。

つまり、NBAのスター選手を使って親たちに道徳を説いていたわけだ。そしてその道徳観はミュラーも納得させるものだった。「私たちの役割は、朝から晩まで子どもたちに私たちが後ろにいて支えていること、学校にいる間もいつも味方でいることを示すことです」

研究結果でもこれは裏付けられている。慈善団体アニー・E・ケイシー財団が2022年に収集したデータによると、親が子どもの学校での活動に関心を示すほど、子どもの成績、交友関係、社会的スキルが向上する傾向にあるという。

アメリカ式の教育は、突き詰めればひとつの心構えである。アメリカの保護者の頭の中では、子どもが「支えられている」、「自分にはできる」と感じられるような心の状態を作るマインドセット、そして人生を生き抜くためのライフスキルが核としてあるとミュラーは伝える。心配して宿題を監視したり、成績表を前にため息をついたりするのとは対照的だ。目指しているのは、息苦しくさせることなく寄り添うという発想なのだ。

スポーツは神聖な時間

そしてそれは、子どもたちのスポーツにも表れる。「アメリカではほぼ毎週、学校対抗の競技会が開催され、お祭り騒ぎだ」とミュラーは語る。「親や友人たち、皆が子どもの陸上競技、水泳、サッカー、体操、バスケットボールなどの大会に駆けつける」

そしてフランスの保護者たちに少々挑発的に問いかける。「子どもたちが体育の授業で何をしているかご存知でしょうか? 正直に言って、あまり知らないでしょう」

しかし、フランスの学校が何もしていないわけではないとミュラーは投稿の最後に書いている。とはいうものの、米国では学校と保護者の連携が絶対的な優先事項になっていることは明らかだ。眉をひそめる代わりに、彼は私たちに子どもたちへの教育について考えさせてくれる。「それで充分?」「良いパートナーになっている?」と。しっかり考えてるといいかもしれない。

From madameFIGARO.fr

text: Tiphaine Honnet (madame.lefigaro.fr)

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