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神崎恵さんが老後について考えてみた【酸いも甘いもオンナの醍醐味】

  • 2026.2.15

美容家としてはもちろんのこと、同世代にとってロールモデルでもある神崎恵さん。その生き方や考え方をシェアする連載、30回目です。今回は老後について神崎さんがふと考えてみました。


ふと老後について考えてみた…

若かりし頃、「50歳過ぎてくると、会話の内容は健康と老後の話がメインになる」と言っていた人がいて、本当かな?と思っていましたが、はい、本当です(笑)。つい先ほども、スタッフの方たちと話していたのは「老後、もらえる年金っていくら?」といった内容でした。
今の私はまだ、子育てと仕事、家事と仕事、雑務と仕事・・・・・・の日々。慌ただしく毎日を生き抜きながら、一生仕事は続けていくんだろうなと思ってはいますが、人間、明日は何が起こるかわかりません。ありがたいことに今は親も元気で、介護が目の前にあるわけではなく、「老後」がリアルに迫ってきている印象がまだあまりないのが正直なところです。
ただ、ずっとフリーランスで仕事をしてきたせいか、「人生、いざとなればなんとでもなる、どんな仕事をしても生きていける」という、フリーランスゆえに鍛えられてきた妙な自信と筋肉、根性があります。

漠然とした不安は明確化するのが大事です

だから、巷でよく耳にする「老後の不安」という言葉を聞くと、私には’’漠然とした’’不安はないなと思います。もし不安を感じたなら、何が不安なのか、その不安を解消するには何をすべきか。まずはその中身について解像度を上げて分析し、’’明確な’’不安にした上で、その対策を考えます。お金の不安だったら、働き続けるのみ。どんな仕事であれ、働き続けるには健康がマストです。だから、健やかな心と体のために日頃からしっかり鍛えておく。
よくわからないことに悩んだり、漠然とした不安のために何かを控えたりするのは、「今」を無駄にしている気がして、もったいないと思ってしまう。いつかくる老後のために、今この瞬間を密に過ごすことがいちばんじゃないかと思います。

脳の健康維持のためには運動+コミュニケーションが必要

なんだか偉そうなことを言ってしまいましたが、最近、脳の健康維持のためには運動+コミュニケーションが必要と聞いて、運動面はOKだけれど、家でのコミュニケーションが少ないかも、と不安になってきました。子どもたちは男ばかり3人で、成長するにつれだんだんと会話が減っているのは事実です。
そこで今、気になっているのが「LOVOT[らぼっと]」。ある日家に帰ったらパンフレットが置いてあり(一体誰が置いたんだ!?)、思わず熟読してしまいました。会話はもちろん、抱っこすると温かく、留守の間は家の様子を見ていてくれ、実はアスリートのメンターになれるほど優秀らしい。かわいくて、育てがいもある。ロボットなんて、星新一の小説の世界だと思っていたけれど、一家に一台(人)の時代はもうすぐそこなのかもしれません。私は黒い子を狙っているんですが、いつの日か「LOVOT」が我が子となり、深くコミュニケーションがとれるようになったら、私のインスタライブに相方として登場してもらうかも(笑)。
・・・すごい時代だなぁ。

【神崎恵さんプロフィール】
かんざき・めぐみ。1975年生まれ。美容家。著書『一生ものの基礎知識 美容の教科書』(講談社)など著書多数。多くの女性誌で連載を執筆。3人の息子を持つ母。

コート8万3600円(ハイク/ボウルズ)レザーブルゾン12万1000円(エディション/エディション 表参道ヒルズ店) チェックシャツ3万8500円(シー/エスストア) パンツ3万4100円(ザ ニューソサエティ/サードマガジン) メガネ5万1700円(モスコット/モスコットトウキョウ)


撮影=吉田 崇 スタイリング=石関靖子 ヘア=赤羽麻希<Un ami) メイク=北原果<KiKi inc.> インタビュー=田中美保
※GLOW2026年1月・2月合併号より

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