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【中谷美紀さんインタビュー後編】50代展望&デニムとニットのおしゃれコーデ

  • 2026.2.14

中谷美紀さんにとってのしあわせを呼ぶひとり時間とか? 50代への展望とは? ニットとデニムのおしゃれコーデとともにお届けします。

前編はこちらから→


孤独とは、哀れむべきものではなく、最高に贅沢な時間

そんな中谷さんにとって”大人のひとり時間”とは、どのような時間なのだろう。「考え事というか、想念が現れては消えていく状態がたまらなく好きです。人から「脳内のメタバースにひとりで住んでいるのでは?」なんて言われるくらい、自分だけの世界を楽しんでいます。いい音楽や本や演劇などに触れると、脳内でその世界に勝手にワープしてしまいます。先日もウィーンの新国立歌劇場で鑑賞した女流写真家のリー・ミラーを題材にした現代オペラがもう本当に素晴らしくて、何日間もその物語の中に佇んでおりました。なので、わたしにとって孤独とは、哀れむべきものではなく、むしろ最高に贅沢な時間なのです」若い頃は遠くに旅することばかり考えていたけれど、「今は半径数メートル以内でしあわせを感じられる」と言う。
「植物を育てるのが趣味なので、ぼんやりと庭を眺めているだけで満たされる感覚があります。たまに思い立ったら草刈りをすることもありますが、本当は雑草も味わいがあって好きなのです。庭の植物をコンサートのプレイヤーに見たて、『ソロ、アンサンブル、合唱団それぞれに異なる魅力があるなあ。メリハリをつけてあげたいけれど、悩ましい』なんて妄想している時間がなんだかとても楽しいのです」
そんな自由でたおやかな眼差しは、中谷さんが生きてきた年月の積み重ねそのもの。50代の展望を尋ねると、いい具合に肩の力の抜けた声が返ってきた。
「何事にも敏感だった若い頃に比べ、厚顔無恥と言いますか、だんだんと鈍くなってきた今がなんだかむしろ心地よいです。その意味で、50代は一層ひとり時間を楽しめるはず。今からワクワクしています」

ヘルシーなデコルテがふんわりニットにフレッシュな息吹をもたらす

配色でニュアンスある美脚フレアデニムとフォックス&ヤク混のファーニットが大人ならではエレガンスを醸し出す。
「あえてニットの肩を落としつつ首もとにスカーフをキュッと巻くことで、秩序と大胆さが同居したようなミックス感ある着こなしになりました」

カーディガン4万2900円(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 青山店) デニムパンツ7万5900円(イーエルブイ・デニム/アマン) スカーフ1万8000円(ヴィンセンツオミオッツァ/真下商事)リング41万1000円(トムウッド/トムウッド 青山店) シューズ14万3000円※参考価格(セルジオ ロッシ/セルジオロッシジャパン カスタマーサービス)

バレルレッグデニムの幅広ワンロールの裾にチャーミングな表情が宿る

ゆるめのタートルニット✕太デニムに白シャツを挟んだ清潔感ある着こなし。
「シャツを1枚挟むと、きちんと感が生まれるだけでなく、もしかしたら敏感肌の方もニットを着やすくなるかも。大胆にロールアップしたデニムが少年のような活発なムードを後押しします。」

タートルニット2万900円(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 青山店) ドロップバレルデニムパンツ2万8600円(リーバイス®ブルータブ™/リーバイ・ストラウス ジャパン) シャツ3万5200円(イロット/ザ・ウォール ショールーム)ピアス5万2700円、リング41万1000円(ともにトムウッド/トムウッド青山店)シューズ17万500円(セルジオロッシ/セルジオロッシジャパン カスタマーサービス)


撮影=伊藤彰紀<aosora) スタイリング=田中雅美 ヘア&メイク=下田英里 ネイル=川村倫子 取材・文=土谷沙織

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