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映画『国宝』が22年ぶり快挙の一方で…2025年公開作の「明暗」を振り返る!期待作がなぜ苦戦したのか?

  • 2026.2.14

映画『国宝』ヒットの裏で…2025年映画の“明暗”

俳優の吉沢亮さん(撮影:2024年06月、時事)
俳優の吉沢亮さん(撮影:2024年06月、時事)

歴史的ヒットを記録している映画『国宝』。役者の鬼気迫る演技と生々しくも美しい映像で、邦画の実写興行収入ランキングを22年ぶりに塗り替える快挙となりました。そんな華々しいニュースの一方で、期待の高さとは裏腹に興行成績が伸び悩んだ作品も少なくありません。

細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の誤算

2025年11月21日(金)に公開されたのが、『時をかける少女』『サマーウォーズ』を手がけた細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』。初週こそ観客動員数ランキング3位とまずまずの出足でしたが、ネット上では「脚本が足を引っ張っている」「悪夢のよう」といった厳しい声が相次ぐ事態に……。

声優を務めた芦田愛菜さんの熱演や3DCGによる映像美を評価する声もある一方で、公開2週目にはランキングトップ10圏外へと姿を消してしまいました。

上映時間と監督のSNS投稿が波紋を呼んだ『宝島』

2025年9月に公開された映画『宝島』。主演の妻夫木聡さんをはじめとする豪華俳優陣に加え、『るろうに剣心』シリーズで知られる大友啓史監督が手がけたことから、公開前には大きな注目を集めていました。

米軍統治下の沖縄を舞台に、直木賞受賞の同名小説を原作とした意欲作ですが、『国宝』を超える191分もの上映時間がネックに。さらに大友監督がXで批判コメントを引用しつつ、「ふーーん」と投稿したことも波紋を呼びました。

初週圏外から「満席」へ、口コミで大逆転の『トリツカレ男』

一方で、公開当初は厳しい状況だったものの、口コミで評価を高めた作品もあります。

アニメ映画『トリツカレ男』は、声優にAぇ! groupの佐野晶哉さんと上白石萌歌さんを起用した話題作でしたが、初週はランキング圏外スタートとなりました。公開前は独特なキャラクターデザインに戸惑う声がありましたが、物語性や演出を評価する声が広がり、口コミで注目を集めるように。上映館は限られているものの、満席となる劇場も出るなど、ロングラン上映につながっています。

上白石さんも2025年11月15日(土)にXを更新し、「満席の映画館も増えてきていると小耳に挟みました……!うれしい、うれしい、だって素晴らしい作品だものなあ」と喜びを綴(つづ)っていました。

興行成績だけを見ると「爆死」と表現されてしまう作品にも、『トリツカレ男』のように後から評価を高めていく映画があるかもしれません。数字だけでは測れない作品の魅力に、今後も注目したいところです。

(LASISA編集部)

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