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【英国菓子】食パンで作る!チョコレートが染みた「ブレッド&バタープディング」

  • 2026.2.12
チョコレートオレンジ-ブレッドアンドバタープディング 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA
チョコレートオレンジ-ブレッドアンドバタープディング 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA

ケーキ型は必要なし。バットで作る英国菓子

イギリスで親しまれている「トレイベイク」。天板に直接生地を流し込んで作るお菓子で、薄く広げて焼くから焼き時間が短いし、大人数で楽しめるのが魅力です。

でも本場イギリスのレシピだと、わたしたちにはちょっとボリュームが多め。そこで、英国菓子を知り尽くした著者が、日本流に小ぶりのバットで作れるレシピを考案。本場の味わいや手軽さは残しつつ、作りやすい分量や手に入りやすい材料で作れるレシピになっています。

今年のバレンタインは、バットで手軽に、英国流お菓子を作ってみませんか。

※本記事は安田真理子著の書籍『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』から一部抜粋・編集しました。

Chocolate Orange Bread & Butter Pudding チョコレートオレンジ ブレッドアンドバタープディング

オレンジの果肉をプラスしたリッチバージョン 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA
オレンジの果肉をプラスしたリッチバージョン 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA

「子供の頃の思い出のプディングは?」という問いに、真っ先に上がるのがブレッドアンドバタープディング。基本的にはシンプルな材料ですが、その分アレンジも自在。家庭ごとの味があります。夏にはベリーを、秋にはりんごやトフィーを入れてみたり。イースターシーズンにはホットクロスバンズを使ったものも登場。チーズやハムを入れたセイボリーバージョンまであります。

なかでも人気なのはチョコレートを使ったもの。今回はさらに、オレンジの果肉をプラスしたリッチバージョンでご紹介。大人向けならブランデーで香りをつけて、子供たちも一緒なら省いて作ってください。

そのままでも充分ですが、温かいカスタードはもちろん、冷たい生クリームをたらりとかけて食べるのもおすすめです。生のオレンジがなければ、オレンジピールを散らしたり、マーマレードをところどころに挟み込むのもあり。新鮮なパンより、買って数日経ってしまった、ちょっぴり乾きかけたパンのほうがおいしくできますよ。

【材料】(縦24.2×横19.6×高さ3.5cmのバット1台分)

食パン(薄切り)… 5 枚

A

バター(食塩不使用)…30g

牛乳…200ml

生クリーム(乳脂肪分40%台)…100ml

チョコレートa…70g(刻む)

卵…120g

グラニュー糖…40g

オレンジ(中)…1個(皮はすりおろし、果肉は切り出しておく)

(好みで)ブランデー…大さじ1

チョコレートb(トッピング用)…30g(粗く刻む)

デメララシュガー(※)…大さじ1

※デメララシュガー

ベージュ色の粒の大きな砂糖で、イギリスではケーキの表面に振りかけて焼いたり、クランブルに混ぜたりと、その食感を楽しみます。「粗製(精)糖」「島ザラメ」などの名前で売られているお砂糖で代用できます。イギリス菓子を作るときに、よく登場するので用意しておくと便利です。

デメララシュガー 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA
デメララシュガー 撮影/安田真理子、(c)安田真理子/KADOKAWA

【準備】

* バットに薄くバター(食塩不使用・分量外)を塗ります。

* オーブンを160℃に予熱します。

★お菓子の食べごろの目安

作りたてから当日中。

★お菓子の保存方法と期間

保存容器に入れて冷蔵庫で約2日間。

【作り方】

1:鍋にAを入れて弱火にかけ、バターが溶けたら火からおろします。チョコレートaを加え、そのままおいて粗熱を取ります。

2:ボウルに卵を入れて溶きほぐし、グラニュー糖を加え、泡立て器ですり混ぜます。オレンジの皮を加えます。

3:1を泡立て器で混ぜ、チョコレートを溶かしたら、2に少しずつ加え、静かに混ぜ合わせます。好みでブランデーも加えます。

4:食パンの耳を切り落とし、対角線に切り、4等分します。バットに少しずつ重ねながら敷き詰めます。オレンジの果肉とトッピング用のチョコレートbをパンの間に挟み込むようにしながら全体に散らします。

5:4に3を回しかけ、卵液がパンに染み込むまで30分ほどおきます。デメララシュガーを振りかけ、予熱したオーブンで35分ほど、全体が膨らみ表面がカリッとするまで焼きます。温かいうちに召し上がれ。

【Memo】

・冷たい生クリームをかけてもおいしいです。

・食パンの代わりにブリオッシュでもおいしく作れます。

※使用されているバットは、野田琺瑯(縦24.2×横19.6×高さ3.5cm)。同じようなサイズであれば、お手持ちのオーブン使用可のバットでOK

※オーブン使用の場合、電気でもガスでも本記事のレシピ通りの温度と時間で焼いてください。ただし、メーカーや機種によって火力が異なるため、様子を見ながら温度は10°C前後、時間は5分前後から、調整してください

◆著者/安田 真理子

仙台市出身。栃木県宇都宮市にてイギリス菓子「Galettes and Biscuits」を主宰(教室歴20年)。4年の在英期間中にイギリスの一般家庭やスクールにてイギリス菓子、イギリス料理、シュガークラフト、紅茶をはじめイギリス文化を広く学び、その後も渡英を重ねている。

著=安田真理子/『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』

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