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「絶対にやめてほしい」10万円超の高額出品も…ホリプロの注意喚起に「本当のファンは…」「厳格な対応を求める」

  • 2026.3.9
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

2026年7月から東京・愛知・大阪での上演が予定されているミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』をめぐり、チケットが転売サイトやSNSで高額転売されていることが確認されたそうです。主催のホリプロは2025年7月25日付で公式サイトに注意喚起を掲載しました。

主催者側は非正規ルートで購入されたチケットについて入場を拒否する可能性があると明示しており、チケット不正転売禁止法(2019年施行)による罰則のリスクもあります。

転売チケットへの安易な手出しは思わぬトラブルにつながることがあります。今回はそうした注意点についてまとめてみました。

ホリプロステージが高額転売への注意喚起

『ディア・エヴァン・ハンセン』主催のホリプロは、チケット転売サイト(チケジャム・viagogo・チケットストリート・チケット流通センター・メルカリ・ヤフオク!・チケフェスなど)にて、同公演のチケットが定価を大幅に超える価格で転売されていることを確認したと発表しました。なかには定価の数倍以上、10万円前後の価格で出品されている事例もあります。

主催者に無断で営利目的でチケットを転売する行為は、ホリプロステージの会員規約およびチケット販売に関する個別規定で固く禁じられています。さらに「転売が確認されたお席については、予告なく『無効な座席』と判断して発券を停止し、当日の入場をお断りする」とも明示されています。

チケット不正転売禁止法とは

2019年6月14日に「チケット不正転売禁止法」が施行されました。正式名称は「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」といいます。

国内の音楽・演劇・スポーツイベントなどの座席指定チケットのうち、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨が明示されたものが法律の対象です。

禁止される行為は、チケットを定価を超える価格で反復・継続して転売すること、および転売目的でチケットを譲り受けることの2点です。業者だけでなく、個人であっても反復継続の意思をもって転売すれば法律の対象となります。違反した場合は1年以下の拘禁刑もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科されます。

「買いたくても買えない」「転売はやめて」 ファンの声は

今回の転売問題に対し、X(旧Twitter)ではファンから批判的な意見が相次いでいます。

あるユーザーは「チケットの転売は絶対にやめてほしい。本当のファンはそのようなことはしない」と怒りをあらわにしています。他のユーザーも、「本人確認の徹底と、転売者への厳格な対応を求める」という投稿をしており、多くの共感を集めていました。

チケットを正規ルートで入手できなかった場合でも、転売サイトで高額購入することへの警告を促す声は多く、「入場を拒否されたうえ、お金も戻らないリスクがある」と転売チケット購入のデメリットを発信するユーザーも見受けられます。一方で、チケットの入手難易度の高さが問題であることを指摘する声も見られました。

転売チケット購入前に知っておきたいこと

正規ルートでのチケット入手が難しい場合でも、転売チケットの購入にはいくつかのリスクが伴います。公演が中止・延期になった際、主催者からの払い戻しは定価分のみとなるケースが多く、転売価格との差額は戻らないことが一般的です。

また、代金を支払ってもチケットが届かない詐欺被害も過去に報告されています。

チケット入手が難しい場合、公式リセールサービス「チケプラ」など、主催者が認めた正規ルートを利用するのが安心です。正規ルートであれば定価での取引が可能なうえ、公演中止・延期時の補償も受けられます。イベントを楽しむためにも、正規ルートでのチケット購入を検討してみてください。


参考:
【重要なお知らせ】高額転売チケットに関する注意喚起(株式会社ホリプロ)
チケット不正転売禁止法とは(政府広報オンライン)
ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』公演情報(ホリプロステージ)