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妻とのLINEを消していた僕→大切にするつもりが、誤解させてしまった夜

  • 2026.1.30
ハウコレ

大切なものほど、失うのが怖くなる。その気持ちが裏目に出て、僕は妻を深く傷つけてしまいました。

これは、妻とのLINE履歴を消し続けていた僕が、誤解されてしまったときのお話です。

消していた理由

妻と結婚して3年。穏やかで幸せな日々を送っていました。僕には誰にも言えない習慣がありました。妻とのLINEを定期的にスクショして、パソコンに保存していたのです。

フォルダの名前は「宝物」。出会った頃の何気ないやり取り、喧嘩して仲直りした日の会話。全部残しておきたかった。スマホが壊れても消えないように、バックアップした後にLINE上では削除していました。

言えなかった本音

ある日、妻から仕事中に聞かれました。「私とのLINE、なんで全部消してるの?」。心臓が跳ねました。本当のことを言えば済む話なのに、「パソコンに保存してる」なんて恥ずかしくて言えなかったのです。「重くなるから」と答えたものの、妻は納得しません。

「他の人のは残ってるのに?」「見られたくない会話でもあったの?」。違う、そうじゃないと言いたかった。でも言葉が出てこなくて、僕は黙り込んでしまいました。

妻とのすれ違い

「説明できないなら、それでいい」。家に帰ると妻と妻の荷物がなくなっていました。待ってくれ、と言いたかった。でも理由を説明するのがどうしても恥ずかしくて、何も言えないまま......。

大切すぎて残していたのに、そのせいで妻を傷つけてしまった。一人になった部屋で、僕はずっと後悔していました。

そして...

数日後、仕事から帰ると、妻の靴が玄関にありました。荷物を取りに来たのだと気づき、リビングに向かうと、妻がパソコンの前で立ち尽くしていました。画面を見て、僕は血の気が引きました。「宝物」と名付けたフォルダを、開いたままにしていたのです。妻が振り返り、僕を見つめました。その目には涙が浮かんでいました。

僕は覚悟を決めて、全部正直に話しました。妻は呆れたような顔をした後、泣きながら言いました。「なんで言ってくれなかったの」。「恥ずかしくて」と答えると、「そっちのほうが恥ずかしいよ」と笑われました。その夜、僕たちは一緒にフォルダの中身を見返しました。「次からはちゃんと言ってね」。妻のその言葉に、僕は何度も頷きました。

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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