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「仕事が忙しい」と嘘を重ねてしまった新婚生活 → 妻には言えなかった、本当の理由

  • 2026.1.30
ハウコレ

結婚して3ヶ月。妻との新生活は、僕にとって何より大切なものでした。だからこそ、妻に不安な思いをさせたくなかった。でもその気持ちが、逆に妻を追い詰めていたのです。これは、不器用な僕が招いてしまった新婚生活の話です。

誰にも言えなかった事情

結婚式の費用は、想定よりもかなりかかりました。妻には「貯金で大丈夫」と言っていましたが、実際は厳しい状態だったのです。新婚旅行も約束していました。妻を不安にさせたくない一心で、僕は会社の仕事が終わった後、アルバイトを始めました。

深夜まで働いて、なんとかお金を貯めようとしていたのです。妻には「仕事が忙しい」と嘘をついていました。「お金がない」とは、どうしても言えなかったのです。

答えられなかった問い

妻の寂しそうな顔には気づいていました。冷蔵庫に残された夕食のラップを見るたび、胸が痛みました。ある夜、妻が「私と仕事、どっちが大事なの」と聞いてきたのです。

答えられませんでした。本当のことを言えば心配をかける。でも嘘を重ねることもできない。僕はただ黙り込むことしかできなかったのです。妻が泣いているのを見ても、何も言えない自分が情けなくて仕方ありませんでした。

妻が出ていった日

数日後、妻が荷物をまとめていました。「ちゃんと向き合う気がないなら、私は帰らない」。そう言われた時、頭が真っ白になりました。引き止めたかった。全部話したかった。でも言葉が出てきませんでした。

妻が出ていった後、がらんとした部屋で一人、座り込んでいました。妻を幸せにするためだと思っていたことが、妻を一番傷つけていたのです。

そして...

さらに数日後、妻の実家に電話をしました。義父が出て、「話があるなら直接来なさい」と言われました。週末、僕は妻と義父の前で全てを話しました。結婚式の費用のこと、夜間バイトのこと、言えなかった理由のこと。義父は「正直になれ」と一言だけ言いました。その通りでした。一人で抱え込むことは、優しさではなかったのです。

二人で話し合って、二人で乗り越えていく。それが夫婦なのだと、ようやく気づくことができました。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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