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「同一人物とは思えない…」美しき国民的女優の“体当たり怪演”に衝撃…「生理的な嫌悪感」 をも抱かせる『名演』

  • 2026.3.8

“清純派”や“好感度No.1”というイメージが強く、「国民的」と呼ばれる女優がいます。しかし、そのイメージを覆し、「同一人物とは思えない…」と話題になるほど破壊するような役を演じることも。彼女たちのその姿によって、真の実力を痛感させられる経験は少なくありません。

今回は国民的女優の“体当たり怪演”によって、観る人に強烈な印象を残す、3作品をご紹介します。

長澤まさみ『MOTHER マザー』

配信:Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Videoほか

実際に起こった事件を元にした作品。

息子を支配し続けた母親の秋子(長澤まさみ)。自分の欲望のために、息子の周平(奥平大兼)を利用していきます。極限まで追い込まれた親子は、やがて取り返しのつかない悲劇へと向かっていくのです。

国民的ヒロインとなった長澤まさみさんが、輝きを封印し、自堕落する身勝手な母親を演じた作品となっています。だらしない生活態度や暴言もそのまま表現し、愛という名の支配の恐ろしさも表しています。

観る人に「生理的な嫌悪感」をも抱かせるような、リアリティな演技が、清純派の国民的女優とはかけ離れていると言えるでしょう。日本アカデミー賞最優秀女優賞も獲得したこの作品をぜひ体験してみてください。

深津絵里『悪人』

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深津絵里 (C)SANKEI

配信:Amazon Prime Video、U-NEXT、Netflixほか

殺人事件の犯人であった祐一(妻夫木聡)と偶然出会った光代(深津絵里)。2人は強く惹かれあいます。自首しようとする祐一と反対に、光代は一緒に逃避行をすることを選んだのです。逃避行する中で、事件の真相も明らかになっていくのでした。

『踊る大捜査線』などで、知的で凛とした明るくて芯の強い女優の印象だった深津絵里さん。この作品では孤独にすがる狂気的な女性を演じました。女の生々しい欲望と献身的な愛を演じる姿は、まさに怪演だと言えるでしょう。

沢尻エリカ『ヘルタースケルター』

配信:U-NEXT、TELASA、Netflixほか

​誰もが羨む美貌で芸能界の頂点に立つモデル・りりこ(沢尻エリカ)。しかし、彼女の完璧な美貌は、全身整形によるものだったのです。美しさへの執着と、副作用による体への異変から、精神も肉体も崩壊していきます。後輩モデル(水原希子)の台頭に追い詰められたりりこは、周囲を巻き込みながら、取り返しのつかない破滅へと突き進んでいくのでした。

りりこが精神を病み、部屋の中で発狂し、自らの皮膚を掻きむしるシーンは、驚く人が多いでしょう。欲望や崩壊する様子など痛々しくも表現しています。美しき化け物としてのプライドと、愛されたいと願うあまりの卑屈さを、「体当たり」で表現しています。カメラに射抜くような視線を向ける彼女の姿は、まさに映画史に残る怪演ではないでしょうか。

イメージが変わる作品

今回、国民的女優の体当たり怪演3作品をご紹介しました。

国民的女優がイメージを崩すことは覚悟のいることです。長澤まさみは支配的な愛、深津絵里は孤独、沢尻エリカは狂気を体当たりで演じました。観る人の心にも刻まれる3作品となっているはずです。是非、国民的女優の覚悟の演技を観てみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です