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39歳女性「妊娠できる状態にしておかなきゃ」“卵子凍結”の経験者が明かす【リアルな本音】とは「補助金20万円が出たとしても」

  • 2026.5.30

こども家庭庁が、希望する未婚女性のための卵子凍結費用の一部を補助するモデル事業を2026年度中に始める予定です。対象は18歳から35歳までで、助成額は1回につき上限20万円。しかし、すでに独自に補助を行っている東京都は39歳までを対象としており、年齢の上限差にネットでも賛否が広がっています。

平日よる9時~ABEMAで生放送をしている「#アベプラ」では、卵子凍結のリアルと支援のあり方について議論。MCを務めるお笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さん&りんたろー。さんと共に内容を深堀りしていきます。

「妊娠の時期を選べる立場に」39歳で決断した姉と、妊活中の妹

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(C)AbemaTV,Inc

番組にゲストとして登場したのが、双子の元芸人ユニット『まかりな』のかなさん。39歳の時に卵子凍結を経験し、それを漫画化して話題になりました。さらに、双子の妹で現在妊活中というまりさんも参加。

39歳で卵子凍結したかなさんは「卵子凍結すると、心に余裕が持てる」「『妊娠しなくちゃ』って思う気持ちが、『選べる立場になった』っていう気持ちなんですよ」と前向きな感想を口にします。自分でタイミングを選べる安心感が得られたということですね。

決断のきっかけは、双子の妹まりさんが突然「妊活する」と言い出したこと。その時初めて妊娠を意識したといいます。「妊娠できる状態にしておかなくてはいけない…」と考えたとき既に39歳だったため、「ちょっと急がなきゃ」と決断したそうです。

それまで卵子凍結は一切考えていなかったかなさんですが、39歳ギリギリで卵子凍結した友人が何人かいたため、「私が未来にできることって、卵子凍結かもしれない」と思ったのだとか。

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(C)AbemaTV,Inc

一方、卵子凍結をしていない妹のまりさんは、現在妊活中。「もし(卵子凍結を)してたら多分違ったと思います」「38でも39でも…」と本音をこぼします。

ずっと芸人として活動していて、恋愛も結婚も考えられていなかったというまりさん。「一般の子たちも、恋愛とか仕事、結婚して子どもを産むっていうのが、35歳までにやらないといけないっていう…ちょっとハードルが高いんじゃないかな」と、同世代の女性たちにも思いを巡らせます。

補助20万円でも…知っておきたい卵子凍結の"リアル"

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(C)AbemaTV,Inc

卵子凍結というと「採卵して凍らせる」というシンプルなイメージかもしれませんが、実はかなりハードな工程が必要です。まずは自己注射を継続的に打ち、卵子が育っているか確認するため何度も病院へ。さらに採卵直前には予定外の急な通院が必要になることもあります。

かなさんは卵子凍結のスケジュールと予定していたエジプト旅行が重なってしまい、自己注射の薬剤を保冷剤で冷やしながら持参するという苦労も経験。保冷剤をホテルスタッフが紛失してしまうというトラブルもあり、かなり大変だったようです。

気になる費用面についても率直に語ります。「トータルで50万かかりました」とかなさん。「補助金20万円が出たとしても、それでもちょっと辛い」30万円は自費。さらに保存にも年間10万円ほどかかるため、「毎年払えるかって言ったら、ちょっとネックだなってところありますね」と本音を漏らします。

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凍結した卵子を「使う時」にもまたお金がかかります。杉山産婦人科の理事長・杉山力一さんによれば、体外受精は保険適用になっているものの、卵子凍結を自費でやった場合は途中から保険に切り替えられないという仕組みなのだそう。

ただし、東京都は使う時にも43歳まで30万円ほどの補助があり、無料に近い金額で使えるとのこと。国もそれに倣って使う時の補助を出してくれれば、費用面の不安はかなり解消されそうですね。

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費用面以外で見落とせないのが、職場の理解です。かなさんは「社長が男性だったから、やっぱり言いたくないなって思いました」と打ち明けます。

これにはりんたろー。さんも共感。「言わなきゃ成立しない状況っていうのが、ちょっとキツいですよね」と頷いていました。

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(C)AbemaTV,Inc

それでも、かなさんは「やってよかったって思いますね」ときっぱり。「やっぱり妊娠の時期を選べるっていうのが私は強いなと思います、気持ち的に」。

35歳上限の議論には今後も賛否がありそうですが、補助の有無にかかわらず、卵子凍結を選択肢として知っておくこと、そしてその"現実"を理解しておくことが大切なのかもしれませんね。

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(C)AbemaTV,Inc

番組では、生殖医療に詳しい産婦人科オンライン代表の重見大介さんも交え、35歳という年齢制限が妥当かどうか、職場や社会の理解をどう広げていくかについても議論が続きます。


『#アベプラ【平日よる9時〜生放送】』卵子凍結の公的補助「年齢制限だ」と波紋 経験者と考える支援

[配信日時]2026年5月7日(木)
[出演者]MC : EXIT(兼近大樹、りんたろー。)、かな(まかりなの双子の姉/39歳の時に卵子凍結を実施)、まり(まかりなの双子の妹/妊活中)、杉山力一(杉山産婦人科理事長)、重見大介(産婦人科オンライン代表)、てぃ先生(現役保育士/育児アドバイザー)、ハヤカワ五味(生成AI系会社員)、山内萌(研究者)、司会進行 : 平石直之(テレビ朝日アナウンサー)、ナレーター : 榎本温子
[番組URL]https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p7193


※記事内の情報は執筆時点の情報です

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