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「不妊嫁は出てけ」義母に追い出され、立ち尽くすお隣さん。するとなぜか「任せな」私の母が…隣の家の義母を撃退

  • 2026.1.29

私は母とマンションで2人暮らしをしています。最近、お隣に若いご夫婦が引っ越してきました。ご夫婦は2人とも控えめな性格で礼儀正しく、特に奥さんのA子さんは穏やかで話しやすい人。私と母もよく世間話を楽しんでいました。
ただひとつ、A子さん夫婦と同居しているお姑さんの怒鳴り声がたびたび聞こえてくることが気がかりで……。

ある日、また激しい怒声が聞こえてきました。今まで何度も耳にしてきたものの、今回は特にただ事ではない様子。私は母と顔を見合わせ、思い切って様子を見に行くと、A子さんが玄関の前に立ち尽くしていました。

家を追い出されたお隣さん

A子さんに事情を聞くと、なかなか子どもを授からないことを理由に、お姑さんから「でき損ない」と毎日のように罵られ、ついに無理やり外へ追い出されたのだそうです。スマホや財布を持ち出す間もなく、身ひとつで放り出されてしまい、出張中の旦那さんに連絡を取ることもできずにいたと言います。

あまりの仕打ちに胸が痛み、私たちはA子さんを家に招き入れました。その夜はA子さんと母と3人でお菓子を食べながら、少しでも気がまぎれるようにと、楽しく会話をして過ごしました。

数日後、出張から戻る時間を見計らい、私はA子さんの旦那さんをマンションの入り口で待ちました。私が事情を話すと、旦那さんは顔色を変え、私へ感謝の言葉を繰り返しました。いったんわが家で話そうと、旦那さんにも上がってもらい、4人で話すことに。私の母が今後のことを尋ねると、旦那さんは迷いなく言い切りました。

「母との同居は解消します。実は出張中も、『A子と別れて別の女性と再婚しろ』なんて電話まで来ていて……俺ももう限界です」

そして、旦那さんはA子さんのことをまっすぐに見つめて「俺はA子がいてくれればそれだけでいい」と言いました。

すると、私の母が「私に任せなさい。この問題に終止符を打てる人がいるよ」とひと言。母は生まれも育ちもこのあたりで、顔が広く、地域住民の方々とのつながりも豊富です。その人脈を活かし、ある人物に連絡を取ったのでした。

それから数時間後、母が呼び寄せたその人物とともに、私たちはお姑さんのもとへ向かいました。するとお姑さんは、その人物を一目見た瞬間、青ざめて言葉を失ってしまったのです。

母が連れてきた人物とは

母が連れてきた人物とは、お姑さんにとっての義母・B子さんでした。B子さんは、かつてお姑さん自身が子どもに恵まれず、親戚中から責められていたとき、唯一の味方となり、親戚たちから守ってあげていた恩人。それなのにもかかわらず、お姑さんは、B子さんとの同居が嫌で、強引に別居した過去があるのだとか。

しかし、お姑さんは夫に先立たれたとたん、「老後が不安だから」とA子さん夫婦に半ば強引に同居を迫り、押しかける形でA子さん夫婦との同居生活を始めたそう。

「自分がされて嫌だったことを、今度は嫁にやるのかい?」

そう詰め寄られ、言い訳できずに固まっているお姑さんに対し、B子さんは「それならいい提案がある。これからあんたは、私のところで一緒に暮らしな。特別に、私の身の回りの世話をさせてやるよ」と告げました。

その提案を聞いたお姑さんは「結構です!」と拒否しながら、A子さんの旦那さんに助けを求めました。しかし、A子さんの旦那さんは「俺にとって一番大切な人はA子なんだ。だから、母さんとは一度距離を置く」と、冷たく返答。

「そ、そんな! たったひとりの……息子なのに……」
そう言って絶望するお姑さんに、追い討ちをかけるようにB子さんが「今のあんたは、息子夫婦の幸せを邪魔しているだけ。さっさと荷物をまとめて、やり直しに行こうじゃないか」と放ちました。観念した様子のお姑さんは、B子さんに連れられてA子さん宅から去っていきました。

A子さん夫婦とお姑さんのその後

お姑さんはその後、B子さんのもとで、生活態度を一から厳しくしごかれていると聞きました。

一方、同居を解消してストレスから解放されたためか、ほどなくしてA子さんはめでたく子どもを授かることができました。先日無事に出産したとの知らせを受け、私と母も心からお祝いをしました。

大好きな旦那さんとかわいいわが子に囲まれて、A子さんは今、とても幸せそうに暮らしています。これからもお隣さんとして、困ったときには助け合える良好なお付き合いをしていきたいと思います。

◇ ◇ ◇

過去に自分が周囲から苦しめられた経験があるにもかかわらず、同じ苦しみをお嫁さんに押しつけてしまったお姑さん。負の感情は、誰かにぶつけて発散するのではなく、誰かに同じつらい思いをさせないよう、自分の言動について考えるきっかけや教訓としたいですね。お互いに尊重し合える関係を築くためにはどう振る舞うべきかを考えて、かかわる人との関係を深めていきたいですね。

【取材時期:2026年1月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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