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マイナス20度…「寒ければ寒いほど美しい」 白銀の世界で見つけた、北海道の絶景【写真11枚】

  • 2026.1.28

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、白銀の世界をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

寒ければ寒いほど美しい

1月に入り、十勝平野はマイナス20度近い天気予報が出ることが多くなってきました。

札幌に住んでいるときは、マイナス10度になったら、とんでもなく寒い日に感じていましたが、十勝平野では日常茶飯事。

3年住んで寒さに強くなってきたと感じています。

寒いと布団から出たくない、家の中にずっといたい!など暖かさに肩をずっと掴まれてなかなか行動するのに足が重たいですが、十勝平野は寒ければ寒いほど美しい景色が広がります。

そして気象条件が整えば、とても美しい白銀の光景を見れることも!今回は寒くても見に行きたい!そう感じていただけるような美しい光景をお届けいたします。

十勝平野の夜明け

Sitakke

・撮影日:2025年1月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/4000
・絞り f/7.1
・ISO 100

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

夜明け直前の十勝平野。
日高山脈の頭の部分が少しづつ太陽に照らされ始めるような光景から1日が始まります。

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/1000
・絞り f/5.0
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

雪の山の隙間から見える薄い月も、陽の光を浴び、眩しい目を閉じるように姿を隠そうとします。

僕はこの時間帯が1番好きです。## 太陽が昇り、目を覚ます世界

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/4000
・絞り f/7.1
・ISO 100

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

周りの木々には氷が付着し、樹氷となり真っ白。

それを色付けるように太陽はどんどん昇り、凍てつく世界が目を覚まします。

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/3200
・絞り f/5.6
・ISO 1000

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

寒さを楽しむために

寒さを楽しむためには、まず一番の大変な関門を突破しなければ行けません。

早起きです!

やはり、早朝の日の出時刻が1番冷え込み、そしてその時間が一番美しい光景が広がっていると感じています。

よって私はいつも、前日に何時に日が昇るか時刻をチェック。そして日の出時刻より大体1時間半前くらいに起きます。

すぐ準備していざ出発。

何気なく文を書いていますが、出発するまで睡魔・寒さとの戦いです。

こんなルーティンを繰り返しています!

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/11
・ISO 1600

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

極寒で見つけた氷花

重い足をあげて撮影に行くと、やっぱり絶景が待っているんですよね。こんな景色と出会うことができました。

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/400
・絞り f/10
・ISO 250

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

十勝川河口は川の水蒸気がモクモク上がり、川の流れに身を任せ、氷花(シガ)が流れています。

本当に寒いときに見られる証。極寒の自然現象です。

体に伝わる寒さは、体感と視覚からが合わさって、「ビジビシ」と音を立てて体に当たってくるような、そんな寒さの感覚です。

なので防寒具は万全の対策を整えています。

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/25
・ISO 2500

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

寒い予報が出る日は、私はよく川の河口へ向かいます。それは寒さがきれいに表現されているからです。

真っ白い景色が太陽の浴び方によって、景色の色が変わるのが美しい。

もし今シーズンこんな光景が見たいのであれば、十勝川の河口などを目指して行ってみるのもありかなと思います!

冬場は気象条件次第ですが、高い確率で樹氷現象を見ることができると思います!

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:池田町

・シャッター速度 1/800
・絞り f/5.6
・ISO 2500

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

幻冬の美しさ

北海道の厳冬シーズンは、夏の行楽シーズンに比べて期間が長いです。

冬は楽なことばかりではなく、大雪や大寒波など天候に悩まされながら、身の回りに気をつけて生活を過ごさなければなりません。

雪国に住む者の定めと言って良いかもしれません。

Sitakke

・撮影日:2025年12月
・場所:豊頃町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/14
・ISO 400

・カメラ:CAM SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

辛いことばかり想像する厳冬シーズンですが、その中に冬の幻のような光景が広がっています。

僕はそれを勝手に「幻冬」と名付け呼んでいます。

でも本当に自然の魔法がかかったような光景が広がり、寒さを忘れ『いつまでもここにいたい』とそう思える景色に出会うときがあります。

そんな想像を超えた景色に会うために、睡魔や寒さにも勝る行動ができていると思います。

今シーズンもそんな景色を追い求めて、撮影を続けたい、皆様に届けたい。そう思います。

ご覧いただきありがとうございました!

Sitakke
Sitakke

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」「クマと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2026年1月)の情報に基づきます

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