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子育てに悩む友人。検索しても目に入るのは綺麗ごとやありきたりなアドバイスばかり【限界だったワンオペ育児】

  • 2026.1.25

サツキさんとよっちゃんさんとナオさんは、高校からの同級生。3人とも大学進学で上京し、そのまま就職、そして結婚。子どもが産まれてからは会う回数も減りましたが、何かしらの連絡は取り合っていました。その中でもナオさんは昔から頑張り屋。社会人になってからもバリバリ働くキャリアウーマンでした。今は0歳と2歳の子どもがいて育児休暇中。夫は仕事が忙しく家には滅多にいないようで、ワンオペ育児に奮闘していました。それでもナオさんのことだから、持ち前のバイタリティで乗り切っていると思っていましたが、実際は違いました。ある日突然、サツキさんとよっちゃんさんの元に、ナオさんから「もう限界かも、助けてほしい」とSOSのメッセージが。サツキさんがすぐさま駆けつけると、そこには育児に疲れ切ったナオさんの姿がありました。サツキさんは遅れて到着したよっちゃんさんと協力して、ナオさんの代わりに家事と育児をこなします。はじめは遠慮がちだったナオさんでしたが、2人の押しに負けたのか、最後は言う通りにしたのでした。

友人に代わって料理と片付けをテキパキこなす

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滅多に弱音を吐かないナオから届いた突然のSOS。子どもたちを夫に任せて急いで駆けつけると、そこには育児に疲れ切ったナオの姿がありました。私は遅れて到着したよっちゃんと協力して、ナオの代わりに家事と育児をこなします。はじめは「そんなことまでいいよ!」と遠慮がちだったナオでしたが、私たちの強引さに折れたのか、最後は言う通りにしてくれました。

ナオがお風呂に入っている間、よっちゃんは料理を、私は子どもたちを見ながら部屋の片づけを進めます。そうこうしているうちに、ナオがお風呂から出てきました。足の踏み場もないほど散らかっていたリビングが、綺麗に片付いているのに感動したのか、「あ・・・ありがとう」と申し訳なさそうにお礼を言いました。

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「ゆっくりできた?」そう声をかけると、ナオは「うん、片付けまでしてくれてたんだ・・・なんか悪いね」と控えめに微笑みます。私はそんなナオを励ますように、「もう、何言ってんの!」と明るく返しました。そのとき、キッチンから「できたよーっ」とよっちゃんの声が。机の上に目をやると、美味しそうな品々がズラリと並んでいました。

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「こ、この短時間でこんなに!?」よっちゃんは、この短い時間で何品かの料理を作ってくれていたのです。しかも、温めるだけですぐに食べられる作り置きメニューばかり。さすがよっちゃんです。お腹がペコペコだった私たちはすぐに机に座り、料理を食べ始めました。すると食事の最中、ナオがぽつりとつぶやきました。「上の子がさ、イヤイヤ期なのか癇癪が増えて、赤ちゃん返りもあるのかな」

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「上の子を優先した方がいいって分かってるんだけど、下の子のオムツとか授乳とかで全然できてなくて、扱いに困ってネットで育児のこと調べても。それができないから困ってるんだよ。って卑屈になる自分もいて。」ナオの話を、私たちは相づちを打ちながら静かに聞きます。

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専門家のアドバイスも「上の子を優先しましょう」とか「イヤという気持ちを受け止めましょう」とか・・・そんなこと分かってるよって思ってしまって。検索で書かれているアドバイスが全部キレイごとばかりに思えてしまう。分かっててもうまくいかなくて困ってる場合の対処法を教えて欲しいのに、いくら調べても答えにたどり着かなくて苦しい。そう話すナオは、相当追い詰められているように見えました。

ネットには情報が溢れているものの、それはやってる・・・やってるつもりなんだけどできない。「本当に育児したことあるの?」「あなたに私の何がわかるの?」ってひとりで思い悩んでしまう。自分に余裕がない時は、すべての言葉を素直に受け取れなくなってしまう。行政などのサービスが充実してきたとはいえ、大人の人と話す機会も減り、社会と断絶された気持ちがでて、母親が孤立してしまう状況になりやすいかもしれませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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