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むっず!「啓蟄」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字の正解は?

  • 2026.2.13

日本には「国民の祝日」というものがありますが、1年間でどのくらいの日数が設定されているかご存じですか?実は、法律で「16日」と定められています。

そして、1月1日の元日から始まって、11月23日の勤労感謝の日まで、祝日には様々な名称も決められています。その中に「春分の日」「秋分の日」というものがありますが、「春分」「秋分」とは一体何なのでしょうか。これは、古代中国で考案された「二十四節気」による季節の名称で、生活の指針として現在の日本でも使われているものです。

今回ご紹介する「啓蟄」という難読漢字も、実はこの「二十四節気」の中のひとつです。どのような季節を表す言葉なのか、みなさんはご存じですか?読み方と一緒に確認していきましょう!

問題:「啓蟄」はなんと読む?

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冬ごもりをしていた虫が出てくる季節

「啓蟄」の正しい読み方は「けいちつ」です。「二十四節気」の中のひとつで、現行の太陽暦で3月5日〜3月6日頃を指します。

それぞれの漢字を見ていくと、「啓」には「ひらく」、「蟄」には「虫類が土の中に隠れる」「冬ごもりをしている虫」という意味があります。そのため、「啓蟄」は「冬ごもりをしていた虫が穴から出てくる季節」を表すともされています。俳句の季語や時候の挨拶として用いられることの多い言葉です。

2026年の「啓蟄」は3月5日から始まるとされています。
春の気配が色濃くなり、新しいことを始めたくなる季節。ぜひ有意義に過ごしたいものですね。

「二十四節気」にある難読漢字

そもそも「二十四節気」「にじゅうしせっき」と読み、「太陰太陽暦で、一太陽年を太陽の黄経に従って二十四等分し、それぞれに季節の名称を与えたもの」を意味します。古代中国で考案され、日本では平安時代から、農業における種まきや収穫の時期、食材の旬などを知るための目安として用いられてきました。

今回ご紹介した「啓蟄」の他にも、二十四節気の中には難読漢字が多く存在します。雪が解けて水となり、田畑が潤い始める「雨水(うすい)」、イネやムギなど、穀物をまく時期である「芒種(ぼうしゅ)」、草木におく露もことさら冷たく感じられるようになる「寒露(かんろ)」などです。

季節の移り変わりを把握できる二十四節気、ぜひこの機会に覚えてみてはいかがでしょうか。



参考文献: 大辞林、明鏡国語辞典、新漢語林



文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!