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  2. 2年連続“NHK大河”に抜擢「子役というより役者」「安定感すごい」小栗旬や神木隆之介につづく、将来の“大河俳優”

2年連続“NHK大河”に抜擢「子役というより役者」「安定感すごい」小栗旬や神木隆之介につづく、将来の“大河俳優”

  • 2026.2.28

小栗旬、池松壮亮、染谷将太、神木隆之介。現在30~40代の人気俳優の彼らは、子役時代にNHK大河ドラマで活躍したことでも知られている。彼らのように、大人顔負けの名演技で視聴者を圧倒し、注目を浴びている子役は続々と増えている。

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神木隆之介(C)SANKEI

今回は、近年の大河ドラマに出演した子役の中から3人をピックアップし、演技の素晴らしさと活躍ぶりを紹介したい。

『どうする家康』『光る君へ』に連続出演した三浦綺羅

松本潤主演、古沢良太脚本の大河ドラマ『どうする家康』。本作で、三浦綺羅(みうら・きら)は岡田准一が演じた織田信長の幼少期を演じた。さらに翌年、吉高由里子主演、大石静脚本の『光る君へ』には、渡邊圭祐が演じた藤原頼通の幼少期役で出演。2年連続で大河ドラマで活躍した三浦。

“きら”という名前の通り、光り輝く存在感を持つ、2013年生まれの三浦。近年、彼が最も注目を集めたのは、映画『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』だ。以前、当サイトにもレビューを掲載したが、本作で彼は柴咲コウの息子を演じており、物語を動かすキーパーソンに扮している。

特に、主演の綾野剛と対峙する場面は印象的。SNSでも「二面性を演じ切っていて、演技が上手だった」「何が真実か分からなくなるリアルさが凄まじかった」「泣き叫ぶ演技も凄かった」など、絶賛の声が多く見られた。
ほかにも、『金子差入店』や『隣のステラ』などの映画に出演。TVドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』では、松本若菜の息子役で、騎手を目指す少年をキラキラした瞳で好演していた。今クールも、竹内涼真主演のドラマ『再会〜Silent Truth〜』で活躍中だ。

大河『光る君へ』と朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に出演した柊木陽太

三浦と同じく、『光る君へ』に出演した、2011年生まれの柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)。彼は、塩野瑛久が演じ、“美しい帝”と称され話題を呼んだ一条天皇の幼少期を好演。SNSには「孤独を感じている幼き帝を秀逸に表現していた」「少ない出番ながら稀有な役者と感じる演技力」といったコメントが並んだ。

また、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』には、オダギリジョーが演じた錠一郎の幼少期役で出演した。“ひなた”という名前の通り、周囲を明るくするような笑顔が印象的だった柊木。

『ミステリと言う勿れ』では、菅田将暉が演じる主人公の幼少期を、個性的なビジュアルそのままに再現していて、キュートな魅力を発揮。その後に出演した、吉沢亮主演のドラマ『PICU 小児集中治療室』での熱演ぶりは高く評価された。
そして、第76回カンヌ国際映画祭で、脚本賞と日本映画史上初のクィア・パルム賞を受賞した映画『怪物』に、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢と共に主演! 世界中が柊木の高い演技力を知ることとなった。

ほかに、映画は『ブラック・ショーマン』や『ベートーヴェン捏造』などでも活躍。そんな柊木は、3月10日スタートのドラマ『ぴーすおぶせーふ』への出演も発表されている。

『光る君へ』『べらぼう』に連続出演した渡邉斗翔

『光る君へ』で、上村海成が演じた藤原頼宗の幼少期を演じた、2012年生まれの渡邉斗翔(わたなべ・とわ)。翌年には、横浜流星主演、森下佳子脚本の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演し、2年連続で大河ファンを引き付けることとなった。

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で渡邉は、染谷将太が演じた喜多川歌麿の幼少期“唐丸”を演じた。唐丸には過酷な過去があり、横浜が演じる蔦屋重三郎(通称、蔦重)から親切にされるも、姿を消してしまう。だが、蔦重にとって大切な存在で、視聴者もずっと唐丸のことが気になり、いつ再登場するのか注目されていた。

大河ファンからは「子役というより役者として芝居をしている」「安定感がすごい」と人気を呼んだ。筆者も、“とわ”という名前の通り、永遠に出演してほしいと願ってしまった。
渡邉はこれまで、ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』と『厨房のありす』、映画『法廷遊戯』と3作で永瀬廉の幼少期を演じているのも話題だ。顔立ちも似ていると言われ、永瀬のファンからも喜ばれている模様。

今クールは、上白石萌歌と生田斗真のW主演ドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』に出演している渡邉。『パズドラ』のCMで、二宮和也と共演している姿もキュートだ。

幼少期役を経て大人の俳優として大河ドラマに戻ってきた元名子役

ほかにも、大河ドラマで名演技を見せた子役出身の俳優は多々いるが、最後に元名子役の濱田龍臣についても触れておきたい。濱田は福山雅治主演、福田靖脚本の『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期を演じた。ちなみに、彼は『映画ラストマン -FIRST LOVE-』でも福山演じる皆実の学生時代を好演している。

そんな濱田は、現在放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演し、斎藤龍興役を演じている。SNSには「濱田龍臣くんは時代劇が似合う」「『龍馬伝』から見ているけど、立派になって感動」「親戚目線で見守ってしまう」といった温かいコメントが。
2000年生まれで、現在25歳の濱田。今回、紹介した三浦綺羅、柊木陽太、渡邉斗翔の3人も、濱田のように、幼少期役ではないキャラクターとして、また大河ドラマに戻って来る日まで見守りたい。


ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP