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朝ドラに昨年“初出演”した人物に再び注目「また見られる」「快挙すぎる」“作品を越えて”つながる縁に視聴者歓喜

  • 2026.2.28
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大森元貴 (C)SANKEI

連続テレビ小説『あんぱん』は、今田美桜が第112作目のヒロインを務め、2025年度前期に放送された。

“アンパンマン”の生みの親であるやなせたかしと妻・暢をモデルにした夫婦の歩みを描く物語。生きる意味を見失いかけるほどの挫折や葛藤に直面しながらも、それでも夢を胸に抱き続けた二人の人生に光を当てた。

無名だった彼らが幾多の困難を乗り越え、やがて“逆転しない正義”という揺るぎない信念へとたどり着くまでの道のりを丁寧に映し出している。そして、その想いが結実した『アンパンマン』誕生の背景を通して、愛と勇気の尊さ、生きることの歓びを力強く伝える作品だ。

※以下本文には放送内容が含まれます。

愛と勇気を大切にする“国民のヒーロー”誕生秘話

連続テレビ小説『あんぱん』は、高知で育った朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)の波瀾万丈の生涯を描く物語である。

快活なのぶは父の急死や戦時下の教育に翻弄されながら教師となるが、戦争と空襲、夫の死を経て自責の念から職を辞す。

一方、漫画家を志す嵩も挫折や兵役を経験する。戦後、のぶは新聞記者として再出発し、やがて上京。嵩も後を追い二人はめでたく結婚するが、互いに失職や不遇を味わう。それでも創作への情熱を失わず、嵩は数々の仕事に挑み続ける。のぶの支えのもと応募した漫画が転機となり、『おじさんアンパンマン』を経て、自己犠牲の精神を宿す『アンパンマン』を生み出す。作品はやがてテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』として結実し、二人は数々の苦難を越えて生きる意味と喜びにたどり着くのである。

「快挙すぎる」…Mrs. GREEN APPLEが贈る人生賛歌

連続テレビ小説『あんぱん』は、激動の昭和を背景に“アンパンマン”誕生までの道のりを描いた作品だ。本作で大きな注目を集めたのが、Mrs. GREEN APPLEのボーカル・大森元貴の朝ドラ初出演である。音楽シーンで圧倒的な存在感を放つ彼が、俳優としてどのような表情を見せるのか放送前から話題であったが、実際の演技は繊細で自然体。視線や間の取り方で心情を丁寧に表現し、物語世界に静かな説得力を与えていたのが印象的である。

さらに注目すべきは、次回の朝ドラ『風、薫る』の主題歌にMrs. GREEN APPLEの『風と町』が決定している点である。俳優として朝ドラの世界に新風を吹き込んだ大森が、今度は音楽で物語を彩る立場となるのは象徴的である。SNSでは「また見られるの」「快挙すぎる」など、喜びの声が上がっている。作品を越えてつながる縁は、朝ドラという枠の広がりと進化を感じさせるものである。『あんぱん』は物語の力だけでなく、新たな才能の可能性を示した作品としても記憶される一作である。