1. トップ
  2. 恋愛
  3. “家にいる=暇”認定の地獄…《在宅ワーク》意外な“落とし穴”とは?半数がリビング勤務のリアルすぎる実態

“家にいる=暇”認定の地獄…《在宅ワーク》意外な“落とし穴”とは?半数がリビング勤務のリアルすぎる実態

  • 2026.1.15

「在宅ワーク」いいことだらけじゃない…その実態に迫る

「在宅ワーク」いいことだらけじゃない…その実態に迫る
「在宅ワーク」いいことだらけじゃない…その実態に迫る

満員電車による通勤ストレスから解放され、自分のペースで働けることが魅力の「在宅ワーク」。しかし、快適なはずの自宅が、実は「最も仕事に集中しにくい場所」になってしまっているケースも少なくないようです。今回「R&G(アールアンドジー)」が、在宅ワーク経験者498人を対象に実施した「在宅ワークの嫌なところに関する意識調査」の結果を参照して紹介していきます。自由度が高い在宅ワークですが、意外な悩みが浮き彫りになりました。調査は2025年11月1日~3日に実施されたものです。

調査の結果、在宅ワークで「嫌だな」と感じることの第1位は「集中しにくい(32.1%)」でした。僅差の第2位は「コミュニケーションを取りづらい(30.1%)」、第3位は「オンオフの切り替えが難しい(14.1%)」となっています。第1位となった「集中しにくい」については、「セールスなどの訪問があったり家事全般を任されたりなど、『仕事中なんだけど』と言いたくなる事案が多発して、集中できない」(30代男性)や「家族が在宅中だと生活音が気になってしまって、集中力が途切れることもあります」(40代女性)といった声が寄せられました。特に介護をしながら働く人からは「集中した瞬間に用事をしなければならなくなったりして頭が混乱して、タスク処理が予定通りに進まない」(50代以上女性)という深刻な悩みも聞かれています。

第2位となった「コミュニケーションを取りづらい」については、「すぐに相談できる人がいなかったり、交流が少なかったりで孤独感がある」(20代男性)や「職場のように『ちょっとした雑談での息抜き』や『一緒にランチして話す』などがなく、仲間との一体感がない」(40代女性)といった声が目立ちました。また、「出社前提の社内文化なので、オンライン会議が実施されず、在宅勤務者と出社者の間でコミュニケーション不足になる」(30代男性)という職場環境の問題も浮かび上がっています。

3位以降での回答には「誤解されやすい(4.6%)」といった興味深い声もありました。「在宅ワークは他人から見えていないので、きちんと仕事をしているかと疑われてしまって嫌だなと感じます」(30代女性)や「家庭の中でも外でも、『暇な人』と見られることが嫌です」(40代女性)など、周囲の理解不足に悩む声が聞かれました。

在宅ワークをする場所については、「リビング(53.4%)」が最多で、全体の半数以上を占めました。続いて「寝室(19.5%)」「自室(13.7%)」「書斎(12.9%)」となっています。多くの人が家族との共有スペースで仕事をしており、これが集中のしづらさにもつながっていると考えられます。

一方で、在宅ワークを選ぶ理由の第1位は「通勤の負担が減る(32.7%)」でした。「通勤時間を減らしたり、出社できない・帰れないというトラブルを防いだりするため」(30代女性)や「かつて新橋で働いていた時に、新宿駅・東京駅という2大ターミナル駅で乗り換えしていました。朝のラッシュ時などは叫びだしたくなるような殺伐とした雰囲気で、おかしくなりそうだったからです」(40代男性)など、通勤ストレスからの解放を求める声が多数寄せられています。ほかにも、「ワークライフバランスをとりやすい(24.5%)」「自分のペースで働ける(14.1%)」が上位を占めました。

今回の調査結果を踏まえて、時間管理の専門家である石川和男さんは、在宅ワークの課題について「自由がゆえに仕事のリズムが崩れやすい」と分析しています。具体的には、「仕事時間をタイマーで区切って行う」「『今は仕事中』と紙を貼るなど状況を家族に伝える」「リビングでも衝立などで仕事のスペースを区切る」といった環境整備から、「やることを全て書き出し『見える化』する」「最重要な仕事を1つ選んで午前中に行う」といった時間管理まで、幅広い改善策を挙げています。

在宅ワークは通勤時間の削減や自由な働き方を実現できる一方で、環境整備や自己管理の重要性が改めて浮き彫りになった調査結果となりました。今後、企業側のサポート体制の充実とともに、働く個人の工夫も求められそうです。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる