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「挑戦です」ジェフユナイテッド千葉の新加入DF石尾陸登がSBスタメン争いへ意欲「苦手だったクロスの改善は意識しています」

  • 2026.1.11

17季ぶりのJ1復帰を果たしたジェフユナイテッド千葉が今月9日に始動日を迎え、新戦力たちもお披露目となった。

その一人が、J2ベガルタ仙台から完全移籍で加入したDF石尾陸登だ。

JFAアカデミー福島U-18から仙台大に進学し、2024年シーズンより仙台に加入。同クラブではサイドバックを主戦場にして、リーグ戦通算54試合に出場した。

仙台時代と同じく背番号39を背負うと決まった24歳の石尾が「僕にとって挑戦です」と、新天地での意気込みを語った。

画像: 新加入となった石尾(中央、写真:浅野凜太郎)
新加入となった石尾(中央、写真:浅野凜太郎)

石尾の挑戦。J1でも通じるのか

ーー始動日を終えた感想を教えてください。

「ちょっと緊張していたんですけど、みんなすごく優しかったです。雰囲気もいいし、緊張も和らぎました」

ーー久保庭良太選手は同い年ですね。

「唯一の同級生なので、すごく話しかけてもらいました。あとは新加入のアマ(天笠泰輝)くんとか、愛斗(品田愛斗)くんも話しかけてくれました」

ーー仙台からの移籍を決めた経緯を教えてください。

「移籍するかすごく悩みました。ベガルタのサポーターには申し訳ないと思っていますし、自分はまだ仙台に何も残していない中で移籍していいのかと…。でも自分の目標を考えたときに、J1でやりたい想いが強かった。

だから自分の気持ちに素直になって、より上のレベルに行くチャンスがあるなら行きたいと思いました」

画像: 相手のドリブルを止める石尾(左、写真:浅野凜太郎)
相手のドリブルを止める石尾(左、写真:浅野凜太郎)

ーー昨季の最終節では敗戦し、J1昇格プレーオフ行きを逃しました。当時の心境を教えてください。

「最終節で試合に出られなくて、その悔しさもありました。自分が出ていたら何か変えられたのかなって。

去年のベガルタもすごくいい人が多くて、能力も高いチームだった。だから自動昇格も全然いけると思っていたし、プレーオフでも勝ち上がれると信じていたので、すごく悔しかったです」

ーー仙台時代に千葉と対戦していると思いますが、千葉にどのような印象を持っていますか。

「(千葉の)プレーオフも観ていたんですけど、 0-3から4得点を取れるすごく攻撃が面白いチームだと思いました。自分も攻撃的な選手なので、それが千葉とマッチしたらどうなるのか楽しみです」

苦手なクロスボールも盗んでいく

ーー最終ラインの全ポジションでプレー可能と拝見しました。

「基本的には右利きですけど、両足とも蹴れるので、サイドバックは右と左のどちらでもいけます。 センターバックは誰も出場できる人がいなかったときにやったくらいで、任せられれば…という感じですね。

ーー千葉ではどのようなプレーを披露したいですか。

「自分の特徴は守備だったら対人の強さですし、攻撃だったらビルドアップの出口になること。一人でボールを運べる推進力もJ2の中では通じていたと思います。

でも、それがJ1のレベルでどれだけ通じるのか。通じなかったときの自分に何ができるのかは、いますごく考えています」

画像: ロングボールを蹴る石尾(写真:浅野凜太郎)
ロングボールを蹴る石尾(写真:浅野凜太郎)

ーー攻守で輝けるオールラウンダーですね。

「でもクロスはダメなんで。まだクロスは全然上げられないです」

ーーそうなんですか?

「ここ(千葉)に来るときや、大学からベガルタに入るときもXの投稿やインターネットで『クロスの精度が高い選手』と書いてあったんです。『いや、まじでやめてくれ』って思いました。いいクロスは、そんなに上げたことがありませんから」

ーークロスボールの精度は克服したい課題の一つですか。

「クロスの質はベガルタでもずっと言われていました。でも、たぶん千葉はベガルタよりもすごいクロスを持っているチーム。だから自分の苦手なところを必要とされるクラブに来たということは僕にとって挑戦なんです。

苦手だったクロスの改善は意識していますし、千葉のみなさんから盗めるものもすごく多いと思う。だからプレーの幅を広げる意味でも、すごくいいクラブだと思っています」

画像: プレッシャーをかける石尾(左、写真:浅野凜太郎)
プレッシャーをかける石尾(左、写真:浅野凜太郎)

ーーサイドバックのポジション争いはし烈だと思いますが、どのような強みを出していきたいですか。

「そうですね。最終ラインから一人で剥がして、ゴール前まで行くプレーが自分の特徴だと思います。あと自分はサイドバックですけど、偽シャドーやボランチの位置から中に入っていくプレーもやっていたので、僕が1枚増えることで味方にスペースを与えてあげることもできる。これからの試合では、そういう良さも見せていきたいです」

ーー千葉のサポーターも石尾選手の活躍を楽しみにしていると思います。

「去年のリーグ戦で途中出場したときは、ジェフのサポーターが多くいたので『この中で試合に出るのか』と緊張していました。でも、これからはその声援が味方に変わるからすごく心強いですし、思い切ってプレーできそうです」

画像: し烈なサイドバックのスタメン争いに挑む石尾(中央、写真:浅野凜太郎)
し烈なサイドバックのスタメン争いに挑む石尾(中央、写真:浅野凜太郎)

石尾にとって初となるJ1の舞台だ。

24歳はこれまでの経験を存分に発揮し、千葉のディフェンスラインに新たな風を吹かせる。

(取材・文・写真:浅野凜太郎)

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